星音

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7/26/2025, 11:26:58 AM

大丈夫!私は幸せだよ。と、ぎこちなく笑ってみせる君。
だけど、その顔に涙の後があるのを僕は見逃さなかった。
その涙は幸せの涙なの?それなら、良いんだ。でも、君の笑顔からは、そうとは思えない。
君が幸せになれるなら、と僕は身を引いたのに。
僕なら、君を泣かせることはないのに。
君を泣かせるように奴には任せておけない。

「ねぇ、やっぱりあんな奴辞めて僕と一緒にならない?」

気がついたら、そんな事を口にしていた。

7/22/2025, 10:38:17 PM


もう二度と会えない気がして
「待って!行かないで!」と、私は必死に彼を引き止めた。
「大丈夫。またいつか会えるよ」
そんな私に彼は優しくそう言うと去っていってしまった。

それから、数年。
私は仕事の都合である地方に引っ越した。
そして、ある日仕事の帰りに夕日の見える海辺へと向かった。
すると、そこには、彼らしき姿があった。
ハッキリとは解らないが、見間違えるはずがない。
私は夢中で駆け出した。

「ゆーと!!」

そして、声を張り上げて彼の名前を呼んだ。

「……結衣」

彼ー悠斗ーは振り向き優しく笑った。
その笑顔が、あの時から変わってなくて、私はホッとした。
悠斗は、こうなる事が解っていたのだろうか。
まぁ、何でもいいか。
こうして、また会えたのだから。
私は悠斗に思いっきり抱きついた。
もう二度と離れないように。