2/2/2026, 10:11:25 AM
『勿忘草』
花言葉なんて
色で変わる
場所で変わる
人でも変わる
なのに何故
こんなに人を惹きつけるのか
自分の境遇に沿った言葉を
選んで使ってるだけだとしても
それを頭に入れた上で
今日も花を愛でるのだ
「私を忘れないで」と
願うように花を見る
2/1/2026, 10:23:23 AM
『ブランコ』
ゆっくり後ろに下がって
ゆっくり前へ
かれこれ何分乗ってるのだろう
僕はそろそろ帰りたい
ただキィキィと軋む音が
ただ耳に響く音が
何故か心に響いてて
そこに身を置いていたいと思った
1/31/2026, 10:08:17 AM
『旅路の果てに』
歩いて
歩いて
歩いてた
湿地の中を
砂漠の上を
湖の底も
手に入れたものは
種類の違う砂
水にさらせば流れてしまう
風が吹いたら飛ばされてしまう
そこには確かにあったのに
場所を変えると消えていった
歩いて
歩いて
手に入れたものは
とても脆く
とても儚く
流れるように消えていった
しかし確かにあったのだ
僕の心の中には
真砂でできた砂絵が残る
それを儚い想い出として
今日も歩いて生きて行く
1/30/2026, 10:17:10 AM
『あなたに届けたい』
どうにもならないこの言葉を
どう貴女に届けよう
たんぽぽの綿毛を飛ばしても
青い空に紙飛行機を飛ばしても
紅葉を清流に流しても
雪の溶ける先を見ても
どうにも貴女には届かない
回りくどいことを試しても駄目ならば
直接届けばいいのだけど
貴女の住所も
貴女の声も
貴女の顔も僕は知らない
ただただ
この声にも文字にもならない
嗚咽にも似た想いを届けたい
貴女が存在しないとしても
心はきっとあると信じて
僕の声は聞こえますか
僕の文字は読めますか
僕の想いは届きますか
行く末を神様
教えてください
1/29/2026, 10:06:23 AM
「月が綺麗ですね」と
呟いた僕に
「明日は雪らしいですよ」と
返した君
思わず顔を見合わせた
きっとお互い同じ想い
次の満月はいつだったか
また綺麗だと言ってみよう