水無月はじめ

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『旅路の果てに』

歩いて
歩いて
歩いてた

湿地の中を
砂漠の上を
湖の底も

手に入れたものは
種類の違う砂

水にさらせば流れてしまう
風が吹いたら飛ばされてしまう

そこには確かにあったのに
場所を変えると消えていった

歩いて
歩いて
手に入れたものは

とても脆く
とても儚く
流れるように消えていった

しかし確かにあったのだ

僕の心の中には
真砂でできた砂絵が残る

それを儚い想い出として
今日も歩いて生きて行く

1/31/2026, 10:08:17 AM