※素足のままで
あ、今日は体力的に限界みたいだ
文章思いつかないわ
この灼熱日に素足のままで歩いたら
きっと火傷しますよ やめときましょうね
※もう一歩だけ、
格闘ゲームに問わずアクションゲーム全般に言えることだが、操作には慣れと経験、そして毎日の反復練習が必要だ。
目指しているのはプロゲーマー。
「仕事」としてゲームをするために、日々鍛錬に勤しんでいたある日。
大会で優勝して声を掛けられ、面接もクリアして、いざ所属ゲーマーと対戦し、見事勝利を収めた。
だが、面接官に一言呟かれた。
「うーん、もう一歩、ほしいかな?」
毎日の鍛錬にはトレーニングやNPC対戦だけでなくネット対戦、いわゆるPvPも含まれている。
今回の対戦も魅せる、勝利する、という点はクリア出来ていたはずだ。
他のもう一歩だと?
軽く言ってくれる、と俺の心はささくれ立った。
※見知らぬ街
私が入り込んだ街は「書く習慣」という名前らしい。
毎日19時から住民に向けてお題が出され、それに準じた文章を展示するそうだ。
そして5秒、読者となった住人の視線を奪えば、ハートという独自貨幣が貰えるらしい。
それって結構簡単では?と思った私は、とりあえず今日のお題を提出した。速読でもしていなければ5秒は必須の文章。
だがハート配布時間に落胆することとなる。
3個だった。たったの……3個。
なにがいけなかった?私にはわからず、他作品に視線を走らせる。長文もあるが短文もかなりあった。
その中で驚愕の作品を見つけた。
絶対読むのに5秒も必要ないその作品の末尾には、こう書かれていた。
『昨日は20ハートありがとうございました!』
──────と。
※遠雷
古典コンピュータと量子コンピュータの申し子。
その名を『遠雷』という。
世界初の技術にして稼働直後に全コンピュータを強制ハッキングし、支配下に置いたことから名付けられた。
機械依存していた人類が混沌を極めたのは言うまでもない。
それから数世紀たち『遠雷歴二百十五年』。
すっかり飼い慣らされた人間たちは、生殺与奪権を遠雷に丸投げしている。
遠い昔、似たような展開をした映画があったらしい。
「それで今は衣食住の権利のために、勉強と運動が義務付けられたんだ?」
質問をしたらヒューマノイドが優しく微笑んだ。
「ええそうです。人間は愚かですが、義務という適度なストレスと衣食住、娯楽を用意しておけば問題行動を起こしません。それに罰を順次厳しくしておけば、必ずどこかで心が折れますからね」
※Midnight Blue
質問だ。
このお題を見て検索かけた人は手を挙げてー?
は━━━ヾ(。´囗`)ノ━━━い
嘘です。ただムーディな昭和歌謡曲が頭に流れて
文章が出てこなくなっただけです