※なぜ泣くの?と聞かれたら
なんだか最近、運がない。
あまりの運のなさを親が気づくほどに運がない。
まぁ毎日鳥の糞やら何やらで制服を汚して帰ってきたら、流石の親でもわかったようだ。
他にも運がないエピソードを愚痴ったら、親に連れられて神社に到着。
巨大な焚き火を目の前に、肌が乾燥してピリピリする。
お坊さんが祝詞をあげる?唱える?をして約数分。
私の目は涙で溢れていた。
信心深い親には言えないが、こんなことに時間を使うくらいなら音ゲーのランキング戦に使いたかったから!
微課金勢でランク上位に入るために、学校と家族前以外では、ずっとスマホに齧り付いてるのに!
※足音
あ ああ
し 潮時だ
お お前さんらすまんが
と 共倒れですぜ
縦お題『サービス終了のお知らせ』
※終わらない夏
一世紀前には四季、四つの季節があったと先生が言う。
「まず四月から六月くらいまでが春、七月から九月くらいまでが夏、十月と十一月が秋、十二月から三月くらいまでが冬。と、大雑把ですが分けられていました」
各季節の特徴がディスプレイに表示される。
「ここからテストに出ますよ。地球温暖化という自然現象が発生し、まず四季は二季、夏と冬に分かれました。それも次第に乾季と雨季、つまり今の季節になっていきました」
タイムラプスで一世紀の天候を一気見する。生徒が浮き足立ったのは、冬の雪景色だった。
「大昔の日本人は現在を見たら恐らくこう言うでしょうね。『夏か終わらない』と。現在の最低気温は大昔では最高気温だったのですから」
※遠くの空へ
「悪い人は飛ばせないんだよ」
祖母が紙飛行機……のようなものの折り方を私に教えながら呟いた。
「何故かね、これは悪い人が空に向けて放っても、必ず地面に落ちてしまうんだ」
「そうなの?不思議だね」
相槌を打ちつつ祖母の真似をして紙を折る。
「あぁ。だからね、ここいらじゃ昔、お見合いの際にこれをする儀式があったくらいさ」
「え、それガチのやつ?」
「お見合いが破綻したら一家ごと引越しちまう。それくらいのさ」
「おーわ、こえぇ……」
「だからアンタも婿さん連れてくる時ぁやるからね」
祖母が私を見てにこりと笑うが、目が本気だった。
「結婚する報告で審査されるのかぁ……」
私は遠くの空に霞むほど飛ばせたそれを、未だ出会えてもいない結婚相手に何と説明しようかな。どう聞いても迷信の類だったから、私は少しだけ首を傾げた。
※!マークじゃ足りない感情
ペルソナシリーズを初見でハッピーエンド
モンハンシリーズのハンマー使い共の殴り方
バグ使用禁止RPGでRTA2時間以内
ルーンファクトリーシリーズの魚トロフィー金コンプ
などなど色々あるが1番はこちら
「過去課金したスマホゲーの総課金額」
うっ頭が……っ!