ななしの倉庫

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5/19/2025, 11:30:02 AM

※どうしても…

【連載100回記念特別カラー!】
「ねえ、それ本当に何か必要なものが出来るの?」
女がそう聞くと、男は強く頷いた。
「俺の求める至高のパンには、必要なんだ」
男の目の前には、フルーツの入った幾つかの瓶。
(……転生者っていつもこんなんばっかり)
女は辟易していた。
冒険者ギルドの受付嬢だった自分が面倒を見てる男は、チキュウの知識でいつも意味不明なことをする。
見てからのお楽しみ!とか言って、説明のひとつもしない。それなのに材料を揃えろと無茶を言う。
(面倒臭いなぁ……)
【転生先で食生活を改めてさせられまして~知識だけでもあって良かった~】
【第100話 イースト菌をどうしても…】

5/18/2025, 11:39:16 AM

※まって

父上に何とか嫌がらせを。そうだ。後宮を爆破するか。
いや、まってくれ。
俺が王に成った時、建物が足りなくなりそうだな。
やはりオーソドックスに飲食物に毒か。
しかし毒味役が可哀想になるだけだったな。
ああ、最近はつまらん。
父上のガードが固くなりすぎて、悪戯が成功しない。
どうする?このままでは王太子にされてしまう!

【王太子は勘弁だから悪戯を極めた結果、俺を王太子にさせたい派が増えていく!】
【あの有名なろう作家が原作者として新規参戦!】

5/17/2025, 11:52:09 AM

※まだ知らない世界

【特別読切】

時は平安。
魑魅魍魎が跋扈し、ろくでもない人間も多くいた時代。
「そんな時代に転生とかないでしょ!」
と愚痴る声は赤子の泣き声に変わっていた。
何故かステータスバーとスキルバーが視界にある。
「マジで意味わかんないし!」

【平安京~そんな大昔のこと知らんし~】
【何故かゲーム世界のような平安時代に転生した主人公に待ち受けるのは───?】

5/16/2025, 12:10:43 PM

※手放す勇気

【♡月間少女ロマンより本誌へ移籍デビュー♡】
「別れよう……」
私がそう告げると、奏汰が俯いた。
生まれつき色素の薄い奏汰は、両親の良いパーツばかりを遺伝して、モデルになるほどの綺麗だ。
(その辺に石を投げたら当たるような私と一緒にいたってだけで、評判が悪くなる……!)
だがら別れるの。
好きだけど、それだけじゃ駄目だって。
もう分かったから───

【恋の栞】第15話「手放す勇気とは」

5/15/2025, 11:22:36 AM

※光輝け、暗闇で

(やった……!)
パーティーメンバーも全滅した中、俺は確かな手応えを得た。
世にはこびる闇の王たる、魔王の命を、断ったと!
手に光輝くのは、己で鍛えた最高傑作。
しかしその輝きは使用者の寿命で作られている。
「俺も、意外と、やった……かな…………」
聖剣シャンライフを地面に突き立て、俺の意識は暗転した。

【酸素~鍛治も殲滅もお任せあれ!~】
【最終話:光輝く命と共に】
【今までご愛読ありがとうございました!】
【鳴梨野先生の次回作をお楽しみに!】

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