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7/27/2024, 8:00:54 AM

よし死のうと決めて頭に過った人間の顔は、
もう会えもしないお前ひとりだったよ

7/23/2024, 5:05:09 AM

あたしあね、差別をしたいわけであ無いのよ。しかしこれあ、あまりにもむごい話であないか。個々人をだ、警戒して済む話であ、なくなつているのだよ。

7/6/2024, 7:21:26 PM

お前を否認する奴がいて、お前の何がわかるという
マントルを見れる人間が、どこにいるというのだ

7/4/2024, 12:46:52 PM

月が此方に近付いている
街ではそれを見つめる親子がいた
今日の月は大きいね、とはしゃぐ子供へ
それは落ちてくると悟る母親が、そうねと優しくキスを送った

7/3/2024, 10:14:52 AM

体のラインに沿って張り付き、人間を支える罪無いハンモックのように。
何も知らない優しいカーテンタッセルが食い込む首を、ぜんまい仕掛けのように掻き毟っていた。肩の関節が抜けたときのような、取り返しのつかない音を立てて唾を飲み込む。軋む錆びた扉をゆっくり開けるのに似た呼吸音を残し、顰めた顔で腰を落ろしてゆく私を、並んだ標本たちが静かに見つめていた。
展翅された蛾の翅の、12個の目玉が、鱗粉が翅に浮かべた、末広がりの〝ハ〟の字の模様が。自ずと死にゆく私をずっと。ずっと、そこで変わらずに笑っていた。
ハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ

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