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1/14/2025, 10:54:49 AM

わたし、すきだよ
あなたの国の、文化も言葉も食べ物も
でも、わたしはこの国に生まれたから
祖国をとても愛しているから
好きを諦めなければいけない

ごめんなさい、好きを言葉にできなくて
ごめんなさい、この気持ちを捨てねばならなくて
ごめんなさい、綺麗な気持ちで向かい合えなくて
対不起、好きを殺さなければならなくて

おとなのせい
わたしたちなにもしてない
まだ何の人生も歩んでない
はじめて生まれて、生まれて初めてのこの国で、
この民族を一周目として生きてるのに、
おとなのせいで、おもい歴史をすべて背負っている
わたしたちなにもしてない
してないけど、手放しに好きでいられない
先人たちの分も背負わされて
ありのままのわたしで好きを伝えられない

また過去の続きで衝突が始まってしまったね
今に争いが投げ込まれてしまったね
わたしの世代で、また分断が起きてしまったね
当たり前のように、もういない人間の罰を私たちが背負わされたね

怒りと憎悪で誤魔化していた
それで好きを打ち消したかった

でもね、それでも、ほんとはね

'わたし'は好きだよ
例え人種を理由に消されるとしても

侵攻されてる今ですら
ホ口コ―ス卜を待つだけの今ですら

我愛你的国家
但,我愛我的国家

1/13/2025, 10:37:38 AM

私はこの詩を、死んだ彼の名前で呼んでいますよ
晒されるのは不本意でしょうし、違う題名を付けてはいるけれど

1/12/2025, 12:11:56 PM

こうやって 毎日 がむしゃらに生きて 冷たい 延命を続けたとして、その先の未来で 私は一体何に出会うというのだ。この人生が明るく 変わる 確証もなく、手放すときを見定められず暴落してゆく株価を眺めるような余生が続く不安ばかりに煽られて、私はまるでいまが見えない。

12/26/2024, 3:43:07 PM

追われた故郷の海
あれはもしや船ではないか
水平線に見えたのは

10/3/2024, 3:04:36 AM

仏の教えを忘れた。
迷子になった気分だった。
窓の外には雨が打ち付け、無数に雫をつくっていた。
空は白く、頭のように霞がかって…
このやすりを掛けられたような気持ちも、何とよぶのか、忘れてしまった。

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