安堂

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6/26/2025, 10:58:57 AM

「最後の声」

6/24/2025, 11:54:51 AM

「空はこんなにも」

6/17/2025, 3:36:47 PM

その人になりたい、ふと思う
見上げて遠く雲の上。
宇宙、宇宙、宇宙と時をゆく。
てのひらの爪の跡、天の川。
幾千ある導のうちのひとつはあなた。

けれど、私は唯一となる。
あなたにはなれずとも、
何者かに、私はなる

/ 届かないのに

6/14/2025, 3:39:05 PM

すこし背伸びをして、
すこしお洒落して、
すこし言い方を丸めて、
すこしだけあなたを夢見る。

あなたは変わらないけれど、
わたしは変わり続ける。

自分を歪めて収まる隣は
不自由ながら愛おしい。

白い私を染めたのはあなた。
なんて、皮を開けば未だ白いのに。

/もしも君が
まるく、まるく削りあげて見えたつるんとした側面を美しく染かあげる。墨のように刻まれるそれは所有印。しかし抉れるような衝撃には耐え難く、何も無いからっぽの私がすぐに顔を出す。取り繕うまでもなく、外側を磨いたって、ただの詭弁。

5/15/2025, 5:24:40 PM

汚泥に塗れた四肢、
じたばた暴れど藻掻くばかり。
人と違う何か、されど唯一無二か?
きっと私は誰かの後追い、
複製品のマカロナージュ。

しかして沈みゆく者とは違う。
確立した自己の先に、輝きは待つ。
この手で、掴み取るまで。


光輝け、暗闇で

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