人間未満

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3/15/2026, 10:14:11 AM

泣いてしまいそうなほど
優しい夜だった

寒くて寒くて
悴んだ私の手を

そっと
あたためてくれた

この記憶が
私の心の支えだった

空が白んで
複雑な色を持つ

彼等は
自然な光に溶けていった

この最後の景色を
私は今でも覚えている

ふと
振り返った時に見えた

星が溢れた
君の涙も

3/10/2026, 11:26:57 AM

夢想

つまらない日々

どうにかなってしまいそうな
不公

息を吐く

頭が痛い
身体が重い

大丈夫

アタシを慰められるのは
アタシしか居ない

ボンヤリと
幸せな日々を思い出す

さらば青春よ

永遠に

この世界線の
アタシの幸福論は崩壊した

目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目

ゲシュタルト崩壊

正しくそれだ

人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人

こんなに溢れているのに
正解が一つなんてあり得ない

愛したとて
それが正解かは分からない

どんなに虚しいか

どんなに切ないか

貴方には分からないのだろう

問いかけも解釈も
必要無かった

ただ
無理な話だと分かった

それが
何かの戯れだと気付いた

3/7/2026, 9:58:17 AM

綺麗事は嫌いだ

それ以上に
それを求める人が嫌いだ

正しさは平等にあって
通った方が正解になる

当たり前の理を
裏面から見たくなる

繋がりを求めて
真っ暗な道に飛び込む

真っ黒な糸なのか
真っ赤な嘘なのか

それは綺麗事を
嫌ってしまった罪

ありもしない事を

あるかもしれない事を
夢想して恐怖した罪

気づいて欲しかった

透過して見ていたのは
未来の自分であったことを

3/6/2026, 9:30:15 AM

たまにはさぁ

頬杖をつき
白い指がグラスの淵をなぞる

目を引く真っ赤なドレスと
真紅のワイン

絶望感に浸ってみるのも
乙、じゃない?

分かっているような
分からないような

悟った言葉を吐かないで欲しい

もう

どうせ

始めから終わりまで
永遠に変わらない

真実は如実に示され
自分は永遠に許されている

助けて欲しい
許さないで欲しい

そのどれもが
聞いてももらえない

その理由は単純明快で
自分が恵まれたからだ

囲われ守られ愛され
それが変わらないからだ

そんな環境に胡座をかき
変わらない自分を

君は
殴ってもくれないが

それがどんなに
自分を傷つけたか

君は知りもしないだろう

嗚呼
そんな事なら

いっそのこと



…いや

それが君に対する裏切りで
怠慢である事を知っている

裏切ってみる?

甘い誘いには乗らない
もう、やり直せもしないからだ

悪化こそすれど
良くはならない病気のように

身体を蝕み
永遠に終わらない

夜は一層深くなり
思い出そのものを脅かしていく

愛、だったのだろうか
そんなモノが愛なんだろうか

思考の海から抜け出したくて
真上のライトに目を向ける

眩しい
痛い

どうしてしまおうか

すると、突然

隣の人物が動いた

漆黒のタキシードと
朱いドレスが触れる

あの女は
クスリと笑って

ワインを盛大に
ぶち撒けた

こちら側めがけて

…え?

一瞬

世界が
スローモーションになって

赤が目の前を通り越した

そして
バシャと静かな音

その冷えた液体が
体温を奪う

前髪から滴る雫が
あの日の涙に見えた

なんで?!
なんでなんだろう?!
なんでだよ!

この言葉

あーそうだ
ごめんなさい

たまには
ちゃんとしたかったのにな











3/4/2026, 12:00:46 PM

愛おしいって
こんな感情なのかな

狂おしいって
こんな心の動きかな

痛みって
こんなのかな

ちょこっとだけ
頑張ってみた日に

君が笑うと
世界がこんなに色付いて

世界で一番
幸せな女の子になれる

そんな勇気が
湧いてくる

幸せに"なる"
んじゃなくて

幸せに"する"

君と私のお約束だから

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