そらめ

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1/10/2026, 2:48:09 AM

三日月はしょっぱかった。

雲は砂糖の味がした。

雨は少し苦かった。

虹はさっぱりしたジュースみたいで、

雪は夏の味がした。

満月はおせんべいの味がして、

青い空は炭酸水のようにしゅわしゅわと弾けた。



大人になるにつれて、味を感じなくなってしまった。

きっともう、二度と味わえないのだろう。


『三日月』

1/2/2026, 4:55:28 AM

新年だ。

外を歩いていると、静かながらも楽しそうな雰囲気が伝わってくる。

走り回って笑う子供。
初詣にでも行くのか、全員揃うことが久々のような雰囲気の家族。
落ち着いているけれど、しっかり手をつないでいる夫婦。
コンビニのはしで、兄弟が身を寄せ合って何かをのぞき込んでいる。
肉まんを美味しそうに頬張る彼女を、楽しそうに眺める彼氏。

それだけのことで、もしかするとこの世界は美しいのかもしれないなどと、単純に気が変わってしまった。

今年はよい年になりますように。

12/21/2025, 2:13:41 PM

君を好きだなと思う瞬間が、何度も何度も、何度もあった。
それら一つひとつは、ちいさな、本当にちいさなものだった。
だけど、気づいたら、もう戻れないところまで来ていた。


降り積もる想い

12/19/2025, 10:48:47 AM

あたたかい手のひら。
細くてかたい指。
爪の感触が好きで、何度も撫でる。
パズルのように組み合わせた指。
指の間にかかる圧力が心地良い。 

君がくれる、大好きな贈り物。




「手のひらの贈り物」

12/18/2025, 11:03:12 PM

心の片隅で、本当の優しさを信じる。

心の片隅で、純粋な優しさを疑う。

心の片隅で、世界を憎悪する。

心の片隅で、あいつに嫌なことがありますようにと祈る。

心の片隅で、もう会うこともないあの子の幸せを祈る。

心の片隅で、黒いしあわせを抱いて泣く。

心の片隅で、もう二度と味わえない空気を吸う。

心の片隅で、眠っている原石に布団をかける。

心の片隅で、今日がはじまったと嘆く。

心の片隅で、今日がはじまったと歓喜する。

心の片隅で、誰かのしあわせを願う。

心の片隅で、

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