「旅路の果てに」
その船では、短くも長くもない時間を過ごした。
まだまだ最果てではないけれど、
わたしは一旦ここで船を降りる決断をした。
わたしは、私の小さな舟でその船を離れる。
今度は、何処へ向かおうか。
波が誘うまま、新たな旅路を往こうか。
最果てはまだ先。旅路は続く。
急ぐも、ゆるりと進むも、わたし次第だ。
さぁ、次はどんな私に会えるだろう。
「I Love...」
愛してるって言ったら、愛してるって返って来るのかな?
その愛は同じもの?
同じ方向を向いている?
Likeは好き。
Loveは大好き。
そんな人もいるよね。
自分もそうかも?
色んな形があるよね。
「街へ」(2026.01.28)
会いに行こう。
大好きなあなたに。
そこは、昔からある楽しい思い出が溢れる場所。
『いつもの場所で!』
気軽に会えて、集まれる場所。
たくさんの人で溢れていて、賑やかで、でも静かな場所もある。
さぁ、繰り出そう。
あなたが、待っている。
「優しさ」
優しさは、わたしと私を取り巻く大切な人の為にある。
他のつまらない人の為に、差し出すものではない。
切り売りする様な、簡単なものではない。
見返りを求めない優しさは、美しいのかもしれないけれど。
優しさは、無償の愛に通じるものかもしれないけれど。
これらは、互いが互いを尊重し合える間だけなのかもしれない。
線を引く事も、優しさだろう。
相手を思いやる事も、優しさだろう。
間違いを指摘する事も、優しさだろう。
色んな形をしている優しさを、これからも探していく。
「安心と不安」
ようやく。
一区切り、つけた形。
こちらは答えを渡したつもりだけれど…。
さて、あちらはどう応じるか。
問いかけと取るか、憤りを突き付けてくるのか。
答えは出ない。
さいは投げられた。
人事を尽くして天命を待つ。
案じていた思いは、一度安心に変わって、
不安を寄越してくる。
とにかく、穏便に済ませたいのに…。
危険予測の為の想像力が逞しくなった所為で、少しの不安を拾って増幅させてくる。
わたしは、もっとおおらかだったハズなのに。
あぁ、あの頃のわたしを返して欲しい。
「逆光」
眼の前に竚む人影。
『あなたは、誰?』
呼び掛けても返事はない。
『あの、ここは…?』
尋ねても返事はない。
〈そうね。ここは、ここ。わたしは、あなた。そう応えるべきかしらね。〉
顔も見えない。表情は分からない。
眩し過ぎる光源を背にして、視線の先の何かを見上げている様だったけれど、その人影が何を見ているのかは、振り返っても分からなかった。
〈ようやく…。ここへ、辿り着いたのね。〉
悲しげな声が、ホッとした様に零れ落ちて来た。
《良かった、また逢えた。》
2つの声が、同じ言葉を紡いだ。
あぁ、ここは夢の中だ。
そして、いつかの、あの日の私たちだ。
《良く、頑張ったね。私たち。》
さぁ、始まりの日にしよう。