たろ

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5/18/2026, 2:24:01 PM

恋物語

5/17/2026, 1:42:14 PM

Sweet memories

5/16/2026, 2:59:13 PM

愛があれば何でもできる?

5/7/2026, 11:12:33 AM

※閲覧注意※
幼馴染シリーズ。

【初恋の日】

いつも一緒。
片時も離れず、傍に居る。
それが、常だった。
社会の波に流されながら、少し距離を置くようになった頃、突如として自覚する事になった。
(あぁ、好きだな。)
ふと過ぎる言葉が、しっくり来る様な気がした。

あなたは、いつもクラスの人気者。
「ねぇ、かっちゃん!次、移動教室だよ!行こう!」
ここは学校だ。ぼんやりしている暇はない。
「かっちゃん、気分悪い?」
不思議そうに覗き込む黒い瞳に、ぼんやりした自分が映り込んだ気がした。
「大丈夫。ちょっとぼーっとしてた。」
教科書とノートを持って、席を立つ。
「かっちゃん、待って。それ前の授業のだよ。1回座って。まだ時間あるから、ゆっくり行こう。」
手元の教科書と室内の時間割表を見て、全く違う組み合わせだと気が付いた。
「…うわ。本当だ。」
机の中にある次の授業の教科書とノートを出す。
「かっちゃん、首裏触るよ。」
しっかり体温を計られるのは、いつもの事。
「熱は、無さそう。」
ひんやりとした心地良い掌が首の裏に当たって、気持ちが良い。
「カズくんの手、冷たい?カズくんこそ、平気?」
無事に、次の授業の教科書とノートを確保して、席を立つ。
「え?あ、ごめんね、冷たくて。さっきトイレ行って手を洗ってきたから、かな?」
ちゃんと洗ったよ!と念押しするのも、いつもの事。
「気にしてないから。大丈夫なら、良い。」
優しい気遣いは、誰にでも振舞われる。
「こっちこそ、ごめん。気にしないで。」
冷たくて気持ち良かったとは、言い難かった。


4/23/2026, 9:59:09 PM

「今日の心模様」

曇り、のち雨。波浪注意報。
小さな不安から、嵐の様に心の海は荒れるでしょう。
どうぞ、出来るだけ不要な心配はしないように。お気をつけて1日をお過ごしください。



今日も朝がやって来た。
希望に満ちている訳でもない、ぼんやりとした繰り返しの中のとある1日として。
それでも、今日は少しだけ特別な1日。

遠出する家族を早朝に見送って、今日は独りでハウスキーパー。
さて、何をしよう。
夜には帰ってくる。
大丈夫。独りでも出来る。
家族の無事を祈りながら、のんびり過ごす事にした。

『電車、乗れたよ!行ってくるね!』
メールが来た。ひとつホッとした。
気を紛らわす為に、洗濯機を回した。

朝ご飯を済ませて、時間が来たらゴミを出して、食器を洗って、洗濯物を干して…。
家の外で雨音がした。
天気予報通り、雨が降ってきたのだ。
家の中で、独りぼっち。
太陽の光がないと、少し落ち着かない。
じめじめ、めそめそ。
(何で、こんな日に洗濯しちゃったの…。)
自責の念を払拭したくて、テレビを点けた。

夜が近づいて来ても、家族からの連絡はない。
きっと忙しくしているのだろうから、詮索する様なメールはこちらから発信しない様に気を付けようと、思っていたのに…。
『これから、帰るね!電車、乗ったよ!晩ご飯は家で食べるから、お弁当買ってくれる?最寄り駅で、また連絡するね!』
嬉しくなって、たくさんメールしてしまって、また自己嫌悪。
『雨降ってるから、足元気を付けて。迎えに行けるように待ってるから、最寄り駅まで行こうか?…大丈夫、待てるから。連絡待ってます。』
お弁当も、目当ての物じゃなくて、しょんぼりした。
(これは、私の所為じゃないんだけど…。)
分かっているのに、何でか凹む。
時々、思い出したように頭の回転灯が回る。
くるくる、チカチカ。
もう少しで、頭の中で緊急速報みたいなサイレンが鳴りそうなのを、宥めすかす。
(大丈夫、大丈夫だから。乗った電車が遅れたって、家族が傷付く訳じゃないから。)
何でも大事にしてしまう脳の仕組みが、恨めしい。
(何も飛んでこないよ。今日はただ1日雨が降ってるだけ。家族もちゃんと帰ってくるから。交通事故?遭わないよ。その時は、その時!)
頭の中は嵐の様で、落ち着かない。
電車が到着する時間になって、ソワソワうろうろして、緊張なのかトイレまで行って、今か今かと帰りを待つ。
「ただいま〜!凄い雨だね!」
帰って来た!大騒ぎの頭のまま、出迎える。
「お帰り!」
元気な姿を見て、やっと安心した。
(怪我もしてなさそう。上着も汚れてないから、転んだりもしてない。良かった。)
煩いほどの心配が一気に解けて、どっと疲れが出た。
(何て難儀な事になったのか。全く。)
これを活かせる術はあるのだろうか。
この先を心配して、ひたすらに起こり得る不安を演算し続ける私の脳は、一体どうなるのか。辞めろと言っても止まらないし、取り敢えず気を紛らわすしかなくて。
ぐるぐるを止める呼吸方法だけをお守りにして、やり過ごす日々だ。

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