1/10/2026, 12:51:47 AM
「三日月」
『天体観測には、三日月くらいがちょうどいい。明るすぎないし、暗すぎないから。』
明るい声がそっと教えている。
「新月は、暗すぎちゃうか…。三日月は、おばちゃんも好きだなぁ。」
満月に近い大きな月を見上げながら、優しい気持ちが溢れる。
1/7/2026, 10:32:13 AM
【雪】
雪やこんこ、霰やこんこ。
降っては、降っては、まだ降り止まぬ。
犬は喜び、庭駆け回り。
猫は炬燵で丸くなる―――。
炬燵から出て来ない、色素の薄い髪。
窓硝子に張り付くようにして外の景色を眺め、お行儀良くお座りしているのは、金色の毛並みを持つ優雅な貴婦人。
「寒いねぇ。雪は降ってるかい?レディ?」
貴婦人の背中に声をかけつつ、温かい飲み物淹れたマグカップを炬燵の上に置く。
「柚子の蜂蜜漬けのお湯割り。熱いから気を付けてね。」
ひと口すすってから、貴婦人の左隣に陣取る。
「わふん。」
ふいっと貴婦人が踵を返した。チャッチャッと床を鳴らしながら、炬燵と一体化したモノに近付く。
「…ぅん?アリア?」
炬燵から這い出して来る色素の薄い髪が、フワフワと揺れた。
「くぅ~ぅ。」
1/6/2026, 10:21:20 AM
「君と一緒に」
今、手紙を書いています。
置き去りにした君に、蹲ってしまった君に、
あの日どうして?と無邪気に首を傾げた君に。
全部全部。
取り零してしまった君を拾い集めて、一緒に前へ進みたいから。
1/2/2026, 10:11:33 AM
「今年の抱負」
今いる所からの卒業。
ゆっくり休む。
新しい居場所を探して、見つける。
12/31/2025, 2:58:19 PM
「良いお年を」
過ぎ行く年に、感謝を。
来る年には、祈りを。
良い年になるようにと、願う想い。
大切なあの人に、きっと届きますように。