未希

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10/5/2024, 10:59:39 AM

星座を考えた人ってすごいよね。

夜空を見上げて、「あの形はイヌみたいに見えるぞ!」とかやったのかな。かわいいね。

でも星座って変な形のときあるじゃん。蟹座とか。あれもう形とかじゃなく線だし。

予想だけど、補助線ってあったんじゃない?それを見ればちゃんとその星座に見える、みたいな。
そんな補助線、文明を経ることで見えなくなっちゃったんじゃないかな。オゾン層破壊といっしょにどんどん空が濃くなって、細かい星が見えなくなったとか。そんなだったらちょっと納得だよね。

9/29/2024, 10:52:49 AM

なんだか頭がぼぅっとする

ぼくは起きたいけど、体は起きたくないみたい。
そうこうやっているうちに、やっと目が開く。

いつもと違う家。
たしかにぼくの家なんだけど、いつもよりぐんにゃりしてる。
ちょっとだけ、空気が違う。いつもおかあさんがいるからかな?

おかあさん、と呼んでみる。返事はない。もう一度呼んでみるが、やっぱり返事はない。

クラクラした頭でテーブルに向かうと、「かいものにいってきます」の書き置き。いまおかあさんいないのか。少し息をつくと、急に周りのものが暗く、静かに見えてくる。
ぼくは自然と静かになり、息を潜める。

平日のお昼。ぼくの家。

9/28/2024, 11:14:47 AM

別れは突然であり、必然である。

生き物であろうがなかろうがやがて別れは来るし、それは誰にもわからない。なんなら出会っていない物事や人物の方が多いのだから、別れていない状態そのものが異常事態であり、特別なのかもしれない。
そう考えると、別れるというのは各人が普通の状態に戻る、と言える。

じゃあどこまでが「別れ」?

人は人に忘れられたとき、社会的に死んだと言える。でも最近は写真などの記録装置もあるし、忘れても思い出すこともあるだろう(そういえばリメンバー・ミーはそんな映画だったな)。人間が社会を形成している以上、完全に「別れる」というのは実はありえないことなのかもしれない。

そろそろ疲れてきた。じゃあね。

9/23/2024, 11:03:51 AM

のぼる のぼる

ひとつひとつ

のぼる おちる

いっきにおちる

おちる おちて

またのぼる

9/19/2024, 11:50:54 AM

家に帰る途中、ノートを拾った。
無印良品のノート。あの茶色いやつ。値段シールまではってある。
なんかちょっとふやけた跡があるし。なんだこれ。

なんでこんなところに落とすやつがいるんだ?と思ったけど、なんとなく気になったので拾って、中身を覗いてみた。


なんだ、なにも書いてないじゃないか。パラパラめくってみたけど、なんにも書いてない。でもなんか見覚えがあるな……。
と思ってみたけど、なんにも書いてない無印良品のノートならそりゃそうか。そう思ってノートを元あった場所に戻し、歩みを進める。

家に帰って、母にノートの話をした。

「……ってことがあってさぁ、なんか思わせぶりだったんだよねぇ」
「ねぇそれって」
「せめてなんか書いてろよ!って思わない?誰かの黒歴史とか書いてたら良かったのになぁ」
「ねぇそれってさぁ」
「ん?なに?」
「昨日あんたが落としたって言ってたやつじゃない?」


あ、そういえば落としたわ…
マズイ、やったわ。ハズい。
白い目で見てくる母。
あーあ、時間よとまれ。

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