未希

Open App
11/13/2024, 2:01:45 PM

疲れて歩くサラリーマン
四角いカバンが重そう

公園へ向かうじいさん
白んだあたまが軽くうごく

楽しそうに駆ける子どもを、微笑みながら見る母親

気怠そうに働く牛丼屋のバイト

今日会った全ての人に

幸せがありますように

それでは

いずれ。

11/9/2024, 1:15:04 PM

書いてる途中で再起動しちゃった

あたまのなかにはあるんだよ

11/9/2024, 8:25:39 AM

あの人は時計が好きだった
集めるでもなく、普通の時計がひとつ
高いでも、正確でもない ただの時計
すぐに遅くなるその時計を
しょうがないな、と笑いながら
戻しているのを思い出す


あの人は突然いなくなった
ほんとうに突然だった。別れも言えぬままに
私は一人取り残されてしまった



あれから何年たっただろうか。何月?何日?何時間?

世界は私を置いて
ぐるぐる早送りで進んでいく
無慈悲に、暖かに。

私に一つ残された
時計の電池は変えないまま

10/15/2024, 12:12:57 PM

すばやさが がくっと さがった!

10/6/2024, 12:40:12 PM

ふと振り返ると

無数の足跡

私に沿った恋人の足跡

あの大きな足跡は父さんの

あれは野良猫 小さく、細い

1番濃いのは私

すべての足跡 思いの足跡

前を向いて、まっさらな地面へ

Next