9/17/2024, 11:51:13 AM
どこまでとも見えない、広い、広い花畑に、いる。
あまり詳しくないが、これはスミレだろうな。むらさき色の花弁が、白く朗らかな太陽の光を反射し膨らむ。
あまりに花が温かいので、つい横になってしまった。側を流れる小川の細かなせせらぎが、より近くに聞こえる。花粉と草が混ざった匂いが鼻腔をくすぐる。花とは反対にひんやりした地面。しばらく横になっていると、地面は自分の存在を認めて、徐々に温くなっていく。
そういったことを想像し、春の中で私は眠る。
9/16/2024, 11:49:39 AM
泣く空に投げた指輪
雨粒となって河床の宝となりゆく
9/15/2024, 11:51:24 AM
友だちとのLINEはあんなに軽いのに
君とはまるでジオードのよう
9/14/2024, 1:21:41 PM
クレヨンを持つ子どものように前を向くキミを
見続けようと思うんだ。
9/10/2024, 1:37:29 PM
むらさき色の気分だ……
頭が痛む。枕元の時計はもう夕方を差し、カーテンからは日暮れが透き通ってくる。動けないことはないため、ゆっくりベッドから降りて机に向かう。
机の上は昨日の夜で一時停止されていた。開けただけのポテチに、中途半端に中身の入ったビール缶が二本。空き缶はもっと。
あれ、こんなに呑んだんだったっけ……?
寝起きだからだろうか、記憶が曖昧だ。
そうだ、仕事で疲れてたんだ。
体に残る倦怠感が私に思い知らせる。もう若いときほど無茶できないな。
とりあえず片付けないと………
あーあ、せっかくの土曜日だったのに……