お題:世界に一つだけ
世界に一つだけでも代わりはある
大統領には代わりがいる
そしてどの大統領も失敗を学ばず同じことをするんだ
国民だって同じだね?偉い人の犬みたいだ
推しだって、推しって言えば推しになるんだから
代わりがいるでしょ?
推すのは貴方の自己満だもんね?
勿論、貴方にも私にも代わりはいる
貴方の好きな人にもね
それなのになんで貴方が選ばれているのか?
どうして貴方の代わりじゃいけなかったのか?
よく考えてみてね
お前は選ばれたんだから自信持てよ
お題:踊るように
名前の分からない人が踊るように歌う
ホールに生き生きとした音が響き渡る
その日僕はリスペクトの意味を知った
言葉一つ一つがずっしりとのしかかって
だけどとても素直でまっすぐな歌詞
年相応とは天地がひっくり返っても言えない
若々しい声
5年間聞き続けた尊敬できる人の歌
作詞作曲もしているんだ
色々な楽器を演奏できるんだ……
凄いな もっと知りたいな
彼はあることを言った
「俺達も十年前は田舎のちっぽけなバンドだった!」
その時に決めた
音楽で生きよう
もう誰にも止めさせない
お題:空模様
同じ空の下に様々な作品が創られる
でも、同じ空でも、その下で創られた作品は違う
空模様はどんどん変わっていく
すると作品も変わっていく
でも、空があったことも作品があった事も全部事実だ
その空の下で作品を創れる人間に
僕もなるよ
いつか必ず
お題:鏡
鏡の中の"私"は親切で優しくて
みんなの人気者
現実の"僕"はうるさくて男勝りな
嫌われ者
ある日、鏡の中の"私"が現実に出てきて
みんなを味方につけた
みんなは僕より私の方が良かったらしい
あんなに仲が良かった友達もすぐに裏切った
まるで僕が見えてないみたいに無視してきた
次第に僕は消えていって
みんなの視界に映らなくなって
声も届かなくなって
何度も叫んでも誰も振り向いてくれなかった
ただ一人、私がニタニタと笑ってた
そして最後、私が僕を殺すんだ
そこで目覚めた
叫びながら目覚めることってあるんだなって思った
目覚めた時心臓バックバクで正直ヤバかった
この夢を見てしばらく経ったけど
もう二度とこの夢を忘れることはないだろう
お題:誇らしさ
12っていうやっと自分のあしで歩きそうな餓鬼が
人生わかりきったようなこと言います!
正直今んとこ人生ほぼ音楽に費やして
親の顔色伺って、人の悪いとこばっか見てきた
クソみたいな人生だけど
それなりに誇らしいと思うこともあんだよ
最初に触った楽器はピアノ
結構嫌々習ってたけど、習っているうちに
器楽に興味が湧いてきた
そこでお年玉で買ったギター
滅茶苦茶やって指痛くなったのはいい思い出
そこからどんどん増えて言った楽譜
あるジャンル?が僕の心を掴んだ
それがボカロ
同じ初音ミクが歌ってるのに
ボカロPによって全然違う……
表現が難しいけど、キャラクターになるっていうのかな?
それに全員素人でそこからデビューしていく人がいるっていうのも魅力のひとつだと思う
素人でも才能がある人は沢山いるんだと
ただ、ボカロがなければ知ることがなかったであろう才能が世界中に知られる
一人の歌姫が沢山の可能性を見出したのだ
素晴らしいだろう?
中学では最終日まで迷ったけど吹奏楽に入った
第一希望はコントラバスだったけどユーフォになった
正直、本当に正直なこと言うけど泣いた
コントラバスは教える人がいなかったらしい
まぁ、それは諦める
だけど第二になれなかったのはただただ悔しい
先輩は三年生一人
来年で卒業
それで僕はあることを思い付いた
吹奏楽の楽器は三年で上達できる楽器
半年で三年に追い付いてやろうと
この中学はあんま練習をしていない
まぁ他楽器の練習量は少なくなるが、それ以上に
先輩のソロを奪いたい!!!
コンクールは一年生の割には吹かせてもらった方かな
お盆の時に楽器持って帰って練習した
んで……
ユーフォと一緒に姉貴のトランペットも練習した
それでトランペットおもしれー楽器ッ!ってなったんよ
多分三年ん時とかもうトランペットのが上手いんじゃね?ってくらい練習したわw
自分が奏でた音に誇らしさを持ってる
自意識過剰って?なんとでも言え
僕の音は完璧じゃない
これからも伸び代がある
今が僕の音を変える
そう考えたらこの人生、明日が、十年後が、
一秒先があることを期待してしまうんだ
今の選択を間違えて
明日、十年後、この先ずっと
音楽に触れられない人生にならないよう
僕は今日も完璧じゃない選択をするんだ