よる

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4/17/2024, 2:57:53 PM

咲いてるのなんて、ほんの一瞬。
あっという間に移り変わって、
そしてすぐに忘れちゃうんだ。


淡くて儚い、脆い。
薄桃色に青空が透ける。
  

消えちゃいそうな春。

もう戻らない季節。




桜散る
#22

4/7/2024, 3:18:16 PM

橙色に包まれながら、
目を細めて。
近づけるようにって
背伸びしながら歩いた日々は
もう戻ってこない。
帰りも、隣に立てなくなるんだ。

気付けは空は群青色に染まっていた。
その割合は、もう8割にも及ぶ。


こうやって想うのも、
今夜で終わりか。


あ。もう、夜が来る。


沈む夕日
#21

4/6/2024, 3:30:58 PM

笑顔の裏にある
黒さや闇が
なんとなく見えた気がした。 

人間なんてそんなもん。
裏のない人なんて、存在しない。
だから表面は
いくらでも取り繕うとするのでしょう。

誰かが言ってたの。
瞳はものをいう。
これは嘘じゃないんだな、なんて。
そう、瞳は嘘をつけない。
だから目を見るのが大事なのかもね。

見つめてみよ。
そう。
君の目を見つめてみる。



#20
君の目を見つめると

4/2/2024, 3:39:37 PM

弦を弾くゴツゴツした手。
でもそれを撫でる指先はやけに優しい。
長い前髪や首筋をつたって流れた雫は
眩しいほどに輝いて、落ちる。
強い意思を持った存在感の強い音も、
揺れる肩と共にホールへ響く。

ステージに立つ先輩は、別世界の人間。 
あの誰よりも真剣で楽しそうな表情が、
どうしても頭から離れなくて。 
目で追うことしか出来なかったけれども。
特別な人、だったな。


青春時代を彩ってくれた、彼の音色。
ラムネ瓶に透けて見えたあの夏の景色は、
きっと忘れることはないだろう。



#19
大切なもの

4/1/2024, 10:31:04 AM

ねえ、今日空から肉まんが降ってくるらしいよ。

ごめんなさい嘘です。ただの欲望です。
 


#18
エイプリルフール

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