遠くへ行っちゃう誰かさん。
たまには思い出してね。
会いに来てよたまには。
私たちのことも忘れないでよっ笑
そんで、めっっちゃ努力してた分
誰よりも幸せになってね。
君が知らない人のになるのは
まじで嫌だけどさ。
流されないで、自分の人生を生きてね。
#17
幸せに
久しぶりにページを開いてしまった。
儚く、届かずに終わった。
そんな結末のお話。
その続きを、
書いてみたくなった。
今ならまだ、
間に合うかな。
やっぱり
幸せだなって感じられるような
そんなお話がいい。
万年筆を手にとって。
書き換えてみようと、思う。
窓からは桃色。
柔らかい日差しと春風。
そんな芽吹きの季節だけれども。
自分次第で、変えられるから。
だから、書いてもいいの。
自分の納得のいく、最高の続きを。
#16
ハッピーエンド
8秒間目を見つめるられると
恋に落ちてしまう。
そんな研究結果があることを思い出したけど、
開始3秒で恥に負けるのがオチ。
目を反らしちゃうんだよね。
結論。素直になれない。
#15
見つめられると
想いが重いわ。
そう思われるのも無理はない。
だって嘘なんてつきたくないし。
それに変な恥とかで
大切な感情隠しちゃう方が
勿体無いじゃない。
人生一度きり、なんだから。
自分の気持ちやこころ。
それを大事にするのが、私のスタンス。
素直になんなきゃ、始まらない。
#14
My Heart
唇に深紅のリップをのせて
高いヒールの靴を履いた。
ジャズが流れるお洒落なカフェで
ブラックコーヒーを飲んだ。
ビルの建ち並ぶ見慣れぬ街で
流行りの香水を買った。
大人っぽい人が好きなんだって。
だから頑張ってみたの。
だけど。
紅なんて、すぐにとれた。
足は靴擦れして腫れた。
コーヒーは思ったよりも苦かった。
人が多い街には酔ったし、
香水は匂いがきつくて目眩がした。
憧れの貴方に
どうしても近づきたくて。
相応しい人になりたくて。
ほんとは、
桃色のリップをのせて
スニーカーで歩きたいし。
コーヒーには角砂糖をたっぷり入れたいし。
爽やかで優しい
柑橘系のボディミストに包まれたいのに。
でもね、
何か手に入れたいなら。
自分の大切なものを
犠牲にしなきゃいけないみたいで。
まあ簡単に言えば
取捨選択なんだよね。
きっと。
あー
人の気持ちが欲しい。
本当は「大人っぽい」なんて大嫌いだ。
#13
好きじゃないのに