そら豆

Open App
1/3/2026, 2:12:58 PM

ねむいな…
そう目をこすりながら私は家を出る。
私は少し遠めの学校に通っている。
電車で2時間もかかる道を一人で通学している。
父親の仕事の都合で東京から離れるようになった。
近くの学校に転校するかと聞かれたが嫌だと答えた。
友達と離れたくなかったから。
いつもなら寝ているが少し起きててみようか。
電車の窓に見える景色を眺める。
いつもと変わらない。まだ薄暗く何も見えない。
面白くもなんともなかった。
やっぱ寝ようかな…授業中は寝れないし。
受験も近いのに分からないところ増やしたくはない。
実際もう追いつけてないのに。
私はあくびをし、目をつぶった

少したって目が覚めた。
そんなに時間は経ってない。
まだ薄暗く何もない景色を眺める。
寝れないな…
仕方がないので本でも読もうかな。
電車で勉強できないし。
そう思いカバンから本を取り出す。
挟んであったしおりを取り途中から読み出す。
ふと、光が差し込んだ。
少し眩しいようなそんな光がここら一帯を照らす。
山の頂上の方から太陽が登っている。
…始めてみた、こんなに感じなんだ。
初日の出というものは聞いてたけどもなかったし、
何が綺麗なのかが分からなかった。
だけどいま、太陽で感動している。
あんなふうに差し込むんだ。
思わず本を落としてしまう。
どこか心を動かされた気分になった。
その日はなんだか気分が楽だった。
とても気持ちのよい日になった。
今帰りの電車に乗り、考えてる。
また、明日も観れるかなって

1/1/2026, 1:52:29 PM

明けましておめでとうございます。
なんてね、どんな1年になるかしらね。
わっと笑える1年にしたいわ〜。
今年は午年ですって奥さん。
まぁ、この前の懸賞当たったんですって?
うらやましいわ〜そんなウマい話があるなんてね。
あたし?あたしは全力疾走していくつもりよ。
やぁ〜ね〜もう、みんなに可憐な姿を見てもらうわ。
なんてね〜冗談よ冗談。
まあ、なんとなく笑えたでしょ?
この調子でやっていくわ。
よい一年になる事を祈りたいわね!
じゃあ、また。

今年もみなさんにいいことがありますように。
新しい1年が始まりました。
無理しないようにこれからも頑張っていきましょう

12/31/2025, 2:10:47 PM

一年が終わります
早いですね。ほんとに。
どのように過ごしていますか?
来年元気にやっていけるようにのんびりしてます。
2026がどのような年になるか分からないですが、
頑張っていきたいなと思っています。
では、よいお年を。
(誰に言ってんだろ…)


12/30/2025, 3:12:56 PM

「どうだ?寒いの忘れるくらい綺麗だろ?」
やけに上機嫌な父に連れられ、近くにある山に行った。
「いや…普通に寒いけど…」
カチカチ震えながら私は空を見上げる。
「わあ〜綺麗〜」
思わず口からこぼれる。
「そうだろ?すごいだろ?」
父はなぜか自分の事を自慢するような言い方をする。
今日は雲が全くない晴れ。しかも、新月のお陰でほかの明かりに邪魔されないので無数の星が光っていた。
「あれがオリオン座だ。そしてあれが…」
そこまで言われても、全くわかんないんだけど。
「今日はここで寝るか?」
しばらくした後父は車の後ろからテントを取り出した。
「風邪引かないかな?」
「大丈夫。いろいろあったかいのは持ってきた」
本当に大丈夫なのかな…
「そうだ、カップ麺食うか?」
何でそんなに物入れてるのかよくわからないけど、私は断る理由のないので食べることにした。
「美味しい」
いつも一緒のカップ麺なのに、またひと味感じがする。
「外で食うのもたまにはいいだろ?」
すでにスープまで飲み干していた父はとても満足気に笑った。
食べ終わり、あったかい寝袋や、毛布などを用意し
寝る体勢に入った。
「このテントすごい!星が見える!」
大興奮の私の目はキラキラしてんじゃないかな。
「またこれたらいいな」
そう言って、私たちは深い眠りについた。

それからは、何度かいき私も大人になった。
「お父さん、今度いつ行けるかな?」
「さあな、退院できたらな」
お父さんはいきなり倒れてしまった。
「お父さんなら大丈夫よ」
「ならいいが」
そう笑って私の頭を撫でた。
しかし、お父さんはもう退院できなかった。
数年前の12月末、私は初めてあんな綺麗な星を見た。
言葉を失うほどの輝きを放っていた。
そして、父は星が好きだった。
だか、何年か経ち父も弱ってしまった。
しばらくした、夜。
父は天国へ旅立ってしまった。
64歳で亡くなってしまった。
早いよ。
外はもう真っ暗だった。
あの日とおなじ新月だった。
涙が止まらない。目を覚ましてよ。
死亡確認の後、許可を得て病院の屋上へあがる。
あの山程ではないが、星が一斉に輝きを放つ。
「あれがオリオン座…」
何回も聞いたオリオン座。
色々な星座があるなかで、一番好きだった。
また、父が一番好きだった星座でもあった。
今頃父は、何をしているのだろうか
天国でも星をみてるのかな。
星に包まれ旅立った父はどこか嬉しそうな顔をしていたのかもしれない。
ありがとう。お父さん。
今も私の好きなことです。


12/30/2025, 9:56:45 AM

私はごく普通な人間としていきた。
学生時代に目立った成績は残さず、
大人になり働いた時も大きな成果は残さなかった。
そんな私には2つ下の妻がいた。
私にはもったいないくらいにハイスペックだった。
私たちは子供は作らなかった。
別に子供が作れなかったわけではない。
ただ、2人の時間を大切にしようと思っただけだ。
そんな妻も、私より早く旅立った。
その顔は、穏やかだった。
1人孤独を感じ、やがて私の番が来た。
看取られるわけでもなく
泣いてくれる人はいない。
ただ、私は夢を見るように
静かにこの世界から旅立った。

Next