消えてしまうものばかりに
愛情を感じてしまうのは
いつ失ってしまっても
傷つかない為の過度な防衛反応だと思っている
それなのに私は
その覚悟を持って愛したとしても
失ってしまった悲しみに勝てる程の強さは
これっぽっちも持ち合わせてなんていなくて
繰り返す程恐怖が増していく
失うことに。愛することに。
愛おしさだけで生きていける
その愛おしさが私を苦しめている
信じられない私は相手の善意も悪に変える
それは単に自分を守りたい一心の
心のない感情で
私は未だに愛を謳う
それでいいと
それがいいと
笑ってくれる誰かを探している。
一つだけ夢が叶うのなら
愛した誰かと未来を語り合える人生を。
呪われたかのように残酷で
誰かを失い続ける日々はもう充分で
これ以上怖がらなくて済むように
ただ暖かいものに包まれて生きていたくて。
人を想うことだけを頼りに生きてきた
それがいつしか
人も自分をも苦しめていた事に
大人になって気付いてしまった自分もいて。
未来なんて思うようにいかないなんて
嘆いたあの夜だって
意味があったと思える未来を歩んでいきたい。
それがあなたと対であるなら
どれだけ幸せなのだろうか。
大切なものを数える程に
失ってしまったものばかりを思い出す
感情のままに誰かを愛せていた自分も
いつの日か利害を求めるように大人になって
汚いもの達が私の中に増えていく
「あの時見てた夢はどんな物語だった?」
「覚えてない。でもあれは確かな幸せだったよ」
いつの日か語り合えるだろうか
幸せの意味も、大人になることの意味も
この汚れた世の中で見つけ出すには
まだ僕たちは子供過ぎている気もするから
タイムカプセルでも埋めにいこうか
きっと、未来が味方をしてくれるだろうから。
曇り、時々晴れ
曇り、ところにより雨
雨のち曇り
天災の降る私の心は
いつも「哀しい」って嘆いてた。
失うものが増えて
出来ないことも増えた。
それは私の中の「いけないこと」が
人より多くなりすぎてしまったから。
大切なものが減って
私を愛せる私も減った。
それは私の中の「自己愛」が
人より少なくなりすぎてしまったから。
ボロボロのハンカチに
下手くそに縫い付ける彼岸花は
たしか、あの頃の思い出が雨に濡れて青になって。
でも幸せだったから、これがいいよって
そう言って笑った赤だった。
この夢が醒める前に
貴方の腕の中でこれでもかという程に
泣きじゃくってしまいたい。
きっと貴方なら、貴方であるなら。
優しく微笑んで「大丈夫」って
行き場のない不安も抱き締めてくれていたと思うのに。
貴方がいない人生は
案外何ともなく生きれてたって
この心に残る後悔と懺悔だけは消えることは無い。
追い込まれていた貴方に私は
「思ったより元気で良かった」なんて
酷いことを言ってしまったね。
そんなこと思ってなかったよって言ったって、
そんなの今更だ。
貴方の優しさに甘えて浸かって
そんな幸せが貴方を傷付けてしまっていた。
それでもね、言わせてね。
どうしようもなく愛してるよ。
いつまでも私は
貴方がいた、貴方が私の隣で笑っていられたあの日々の。
そんなくだらない幸せな夢を見続けていきたい。