星空の下で願うのは
愛した人と理想を語り合う未来だ。
貴方が教えてくれたオリオン座も
気付けば貴方じゃない人の隣で眺めては
新たな記憶として刻んでしまう。
そういうものよね。と
悔しそうに笑う貴方の顔も
気付けば忘れていってしまうのだろう。
永遠になり得ることはなくとも
幾千の星を幸せと詠んで。
瞬間の愛を私達は
変わらずに永遠だと思い込んでいく。
この世界に生きるには
あまりに弱すぎるこの心も身体も
貴方だけは愛してくれる?
私は貴方を愛してる。
消えてしまうものばかりに
愛情を感じてしまうのは
いつ失ってしまっても
傷つかない為の過度な防衛反応だと思っている
それなのに私は
その覚悟を持って愛したとしても
失ってしまった悲しみに勝てる程の強さは
これっぽっちも持ち合わせてなんていなくて
繰り返す程恐怖が増していく
失うことに。愛することに。
愛おしさだけで生きていける
その愛おしさが私を苦しめている
信じられない私は相手の善意も悪に変える
それは単に自分を守りたい一心の
心のない感情で
私は未だに愛を謳う
それでいいと
それがいいと
笑ってくれる誰かを探している。
一つだけ夢が叶うのなら
愛した誰かと未来を語り合える人生を。
呪われたかのように残酷で
誰かを失い続ける日々はもう充分で
これ以上怖がらなくて済むように
ただ暖かいものに包まれて生きていたくて。
人を想うことだけを頼りに生きてきた
それがいつしか
人も自分をも苦しめていた事に
大人になって気付いてしまった自分もいて。
未来なんて思うようにいかないなんて
嘆いたあの夜だって
意味があったと思える未来を歩んでいきたい。
それがあなたと対であるなら
どれだけ幸せなのだろうか。
大切なものを数える程に
失ってしまったものばかりを思い出す
感情のままに誰かを愛せていた自分も
いつの日か利害を求めるように大人になって
汚いもの達が私の中に増えていく
「あの時見てた夢はどんな物語だった?」
「覚えてない。でもあれは確かな幸せだったよ」
いつの日か語り合えるだろうか
幸せの意味も、大人になることの意味も
この汚れた世の中で見つけ出すには
まだ僕たちは子供過ぎている気もするから
タイムカプセルでも埋めにいこうか
きっと、未来が味方をしてくれるだろうから。
曇り、時々晴れ
曇り、ところにより雨
雨のち曇り
天災の降る私の心は
いつも「哀しい」って嘆いてた。
失うものが増えて
出来ないことも増えた。
それは私の中の「いけないこと」が
人より多くなりすぎてしまったから。
大切なものが減って
私を愛せる私も減った。
それは私の中の「自己愛」が
人より少なくなりすぎてしまったから。
ボロボロのハンカチに
下手くそに縫い付ける彼岸花は
たしか、あの頃の思い出が雨に濡れて青になって。
でも幸せだったから、これがいいよって
そう言って笑った赤だった。