二面性

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1/4/2026, 10:50:05 AM

構って欲しいわけじゃない。

撫でられたいわけじゃない。

傍にいて欲しかったのかな。

多分そういうわけじゃない。

幸せになって欲しかったのか。

自分がいなくても幸せになって。

自分がいつでも消えていいように。

悲しませたいわけじゃなかった。

自分はここにいてもいいのか。

息をするように考えていた。

存在価値が分からなかった。

全て言い訳にしかならない。

きっと幸せは自分への罰だ。

[幸せとは]

12/30/2025, 12:58:30 PM

一等星になりたかった。

誰もが羨む素晴らしい星。

絶賛されて拍手と笑顔に包まれる。

おめでとうと誰かに言ってもらえる。

ただあまりにも弱すぎた。

脆弱な何の飾り気もない小さな小さな星屑。

圧倒的光の重力に巻き取られる。

一番星の座は目の前にあるのに。

光はすぐ目の前にあるのに。

その光こそが、その一等星こそが個人だった。

眩しくて悔しくて涙が溢れてきた。

全部中途半端にできないから。

二等星も三等星も僕より輝いてて。

喉奥を貫かれたように苦しかった。

[星に包まれて]

12/29/2025, 12:49:12 PM

消えたくて死にたくてどうしようもない。

たしかに辛いのかもしれない。

たしかな理由はないのかもしれない。

風が吹くようにふらっと痛みなく、

いっそ僕のことを消してしまって。

海という言葉

風という言葉

全てナイフのようで。

誰かが静かに告げた。

[静かな終わり]

12/28/2025, 10:22:28 PM

いつか何も考えずにどこか行きたいと思った。

何となく電車に乗ってバスに乗って歩いていく。

そうすると全く見たことの無い場所へ流れ着く。

その場所には何があってどんな人がいるのだろう。

どんな文化があってどんな環境なんだろう。

ずっとそんなことを考えていた。

逃避行を夢見ていた。

[心の旅路]

12/27/2025, 10:55:08 PM

薄氷の上を歩く。

踏みしめる度、乾いた音が響く。

廃墟特有の鳥肌も、今はただ寒いだけになる。

氷が割れている部屋。

よく見るとそれは鏡の破片だった。

拾った指先が切れて血が滴る。

割れて役目を終えた鏡の枠に氷が張っている。

その氷はぼんやりと自分の色を反射して輝いていた。

[凍てつく鏡]

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