「ジャングルジム」
ここだった思い出の場所は
私「ねぇ!いつもここに居るの?」
君「うん、僕一人だから」
私「ひとりじゃないよ!私がいる!」
君「え?遊んでくれるの?でも、僕男なのに可愛い
から気持ち悪いでしょ?」
私「気持ち悪くなんかないよ!可愛いのっていい
じゃん!素敵!実は私もさ、女なのにかっこい
い格好するなよって言われてるんだぁ」
こんな会話から友達になり君と私はいつも一緒にここの公園のジャングルジムでお話をしながら遊んでいた。
気ずけば、私は可愛い君に友情では無く愛情を抱くようになっていた。
この気持ちを君に伝えたらもう友達じゃ居られなくなるのかな?私はずっと言えず時はすぎ私と君は高校生になっていた。小学生の頃から君といるけどやっぱり君は可愛い男の子で私の好きな人だ。
そんなある日君は学校に来なくなった、私は心配して君の家に行った。
でも君のお母さんが「少しの間休むだけだから心配しなくていいわ。」と会わせてはくれなかった。
君が居ないと学校に行く意味が無いじゃないか。
会いたい。
そんなある日君のお母さんが家に来てついてきて欲しいと言われた。
着いた場所は病院だった。そこにはもう冷たくなった君と一通の手紙があった。
「𓏸𓏸へ
僕もう長くないんだって。
本当は直接言いたかったけど無理そうだから
手紙にするね。
僕は君に隠していたことがあるんだ。
実はずっとかっこいい君が好きだった。
これを言ったら君を困らせるからずっと一緒に居たかったから言えなかった。ごめん。そして
ありがとう。」
なんだ、同じ気持ちじゃんw
私は泣きながら言った。
こんなことになるなら言っとけばよかったなぁ
好きだよって。
「私がそっちに行く時君はまたジャングルジムに居るのかな?」
「声が聞こえる」
いつか見た事があるような気がするこの景色
僕の記憶には無いでも、確信できる
ここに来たことがある。
「綺麗だねぇ」
え!?今確かに声が聞こえた気がした、
それは聞いたことのある透き通るように淡い声
僕は涙を流し言った
「どこにいるの?また君に、、会いたい」
時々君の声が聞こえるんだよ。
「秋恋」
ここから見る君はいつも違う格好をしていて、
綺麗で好きだった。
「もうすぐ秋だなぁ」
私は天井を見ながら言った。
「ピー!ピー!ピー!ピー!」
「𓏸𓏸さん!しっかりしてください!!」
「ヒラっ」
こんな時でも思う葉がない君も美しい。
「大事にしたい」
私には婚約してた人がいた。
去年の秋彼からこう言われた「君を一生大事にしたい、結婚しよう。」まだ正式には結婚していないけど来年式を挙げようって約束して、チャペルを決めたりどんなドレスにしようかなぁってウキウキで楽しみだった。
あの時まで、、。
ある日彼の浮気が発覚した。
私は一瞬にして凍りついて涙も出ないくらい悲しかった。
確かに思い返してみたら最近残業が多かったでもそれは、結婚に向けて頑張ってくれているのかと私は勘違いをしていたのだ。
私と彼は相手のご家族と私の家族で話し合い別れる決断をした。
彼からは示談金100万で許すと私の父が話してくれた。
「大事にしたい」なんて言葉信じなければよかった。
そんな過去がある私は今新しい旦那と子供と幸せな家族を築いている。
旦那に彼のことを話したら「俺は絶対大事にするからね。」と本当に大事にしてくれて幸せです。
「時間よ止まれ」
お願い!私を見て、君じゃなきゃだめなの!
そう願い続けてたでももう、君とは両思いになれないのかもしれない、いや、なれない。
5年前君を見た時私の中の何かが弾けて気づけば
いつも君を見ていた。
いつか君と繋がれるってそう信じて願っていた。
でも、4年後君に恋人が出来たと知った。その時は泣き崩れて生きる意味ないなって思った。でも好きだから応援したくて今は応援してる。少し気持ちはまだあるけどね、。
でも最近思うんだ君ともっと話したかった、もっと見ていたかったなぁって。もう諦めるって決めたのにさ恋ってややこしくて嫌になっちゃう。
私さ止まって欲しいな恋人ができる前の君に
もう私には時間が無いから。お幸せに、ね?