「ジャングルジム」
ここだった思い出の場所は
私「ねぇ!いつもここに居るの?」
君「うん、僕一人だから」
私「ひとりじゃないよ!私がいる!」
君「え?遊んでくれるの?でも、僕男なのに可愛い
から気持ち悪いでしょ?」
私「気持ち悪くなんかないよ!可愛いのっていい
じゃん!素敵!実は私もさ、女なのにかっこい
い格好するなよって言われてるんだぁ」
こんな会話から友達になり君と私はいつも一緒にここの公園のジャングルジムでお話をしながら遊んでいた。
気ずけば、私は可愛い君に友情では無く愛情を抱くようになっていた。
この気持ちを君に伝えたらもう友達じゃ居られなくなるのかな?私はずっと言えず時はすぎ私と君は高校生になっていた。小学生の頃から君といるけどやっぱり君は可愛い男の子で私の好きな人だ。
そんなある日君は学校に来なくなった、私は心配して君の家に行った。
でも君のお母さんが「少しの間休むだけだから心配しなくていいわ。」と会わせてはくれなかった。
君が居ないと学校に行く意味が無いじゃないか。
会いたい。
そんなある日君のお母さんが家に来てついてきて欲しいと言われた。
着いた場所は病院だった。そこにはもう冷たくなった君と一通の手紙があった。
「𓏸𓏸へ
僕もう長くないんだって。
本当は直接言いたかったけど無理そうだから
手紙にするね。
僕は君に隠していたことがあるんだ。
実はずっとかっこいい君が好きだった。
これを言ったら君を困らせるからずっと一緒に居たかったから言えなかった。ごめん。そして
ありがとう。」
なんだ、同じ気持ちじゃんw
私は泣きながら言った。
こんなことになるなら言っとけばよかったなぁ
好きだよって。
「私がそっちに行く時君はまたジャングルジムに居るのかな?」
9/23/2024, 5:57:49 PM