12/12/2024, 10:35:46 AM
心と心が触れ合う瞬間、
言葉は消えて、静寂が満ちる。
瞳の奥に映る未来は、
君と私だけの、秘められた約束。
触れれば壊れそうな儚さが、
恋の鼓動を、優しく繋ぐ。
12/11/2024, 2:04:52 PM
なんでもないフリ
君と並ぶ夕暮れの道。
淡く滲む茜色の空に
君の声が溶けていく。
それは風のように儚く美しい。
「大丈夫だよ」と笑う君の瞳に
本当の色を探してしまう。
触れたら壊れてしまいそうな
その微笑みに息を呑む。
なんでもない、そう告げるたび
心の中でそっと祈る。
君がいつかこの痛みに
気づかないままでありますように。
12/9/2024, 10:38:16 AM
冬もはじまり、買い物に出かけた。
イルミネーションなどが輝いていて
親と子が手を繋いで歩いているのを見かける。
子どもは、夢と希望でいっぱいになる。
大人になるにつれて夢も希望も薄れていく。
大人って大変。泣いていても
寄り添ってくれる人が居ないんだもん。
誰と会っても、子どもの話ばかりだと、
自分の存在が薄れると感じちゃうもん。
たまには休んでください。お疲れ様です。
12/8/2024, 11:29:15 AM
欲しかったのはね、「ありがとう、ごめんね」
じゃなくて「愛してる」の一言でいいの。
貴方のこと、許してないよ。
でも、ちょっとだけ愛してる。
変わったことは、君が居ないだけ…。
12/7/2024, 12:49:11 PM
ある日、甥っ子が部屋の片隅で泣いていた。
どうすることが正解なのだろう。
傍に寄り添うことしかできなかった。
甥っ子は私が近寄ると怒ってくる。
だけどそのときは抱きついてきた。
彼の手は冷たくて、微かに震えている。
暗闇に残された独りの子ども。
甥っ子の母親は出産の後息を引き取った。
甥っ子の父親、私の兄は事故で息を引き取った。
その頃の甥っ子はまだ4歳だったのに。
もう両親に会えないなんてとても辛いことだ。
私はそんな甥っ子をぎゅっと抱きしめてあげた。
甥っ子は小さく掠れた声で呟いた。
「ぼく、パパとママに会いたいよ。」