淡い夢の女の子

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12/28/2024, 3:39:03 PM

いつも氷みたいに冷たい。
話しかければ嫌われる回数が増えていく。
そんなの分かっていたけど彼が大好きだった。

毎日、メッセージを送っていた。

2024/11/23

07:25「おはよう、今日も頑張ろうね!」
15:31「今から帰るところ!
今日こんな事があってさ〜…」
21:17「今日も忙しいかな?お疲れ様!」
23:58「また明日ね!おやすみなさい!」

彼から連絡がくるときは、仕事の連絡くらい。
付き合っていても、返信は1ヶ月に2回。

2024/11/28 午後 23時
私は帰宅途中、カバンからスマホの着信音が鳴った。
スマホを確認してみると彼からだった。

23:14『必要以外の連絡をしてくるな。』

いつものことだ。どうってことない。
でも、なぜ目から涙が出るのだろう。

「私なにか悪いことしちゃったかな〜笑」

私は呟いたとき、左から迫ってくる車の音が聞こえた。

………

………

………

気がつくと1ヶ月経っていて冬休みの時期だった。
白い天井、眩しい光、そして
ベッドの横に彼が私の手を握っている。

私が目を覚ましたことに
気づいたとき、彼は泣いていた。

理解ができない。

なぜ彼が泣くのか。

でも、慰めなきゃ。

「笑顔、笑顔。忘れちゃダメだよ。」

私は小さな声で彼の頭をぽんぽん叩いた。
彼は泣きながら笑顔で私の手を再び握った。

私が聞きたかった言葉を彼は言ってくれた。

『愛してる』とね。

12/27/2024, 4:57:16 PM

久々にお墓参りに行った。
お墓で眠っているのは、私の初恋の人。
明るくて優しい彼が大好きだったの。
辛い時、いつも抱きしめてくれた。

彼がくれた手ぶくろはいつも暖かい。
辛い時はいつもこの手ぶくろを付ける。

そうすれば彼が手を握ってくれている
そんなような感覚になれるから。

もう一度だけ、会いたいな_

12/26/2024, 11:09:10 AM

お金目当てで男性とお付き合いをした。

男性のことを好きでもなかった
だから愛してるも伝えなかったの。
彼に向けて流す涙はないと思っていたわ。

だけど、彼が事故にあって意識不明なとき。
私は目から涙が止まらなかったの。

彼を冷たくあしらっていたのも
彼を失うことが怖くて避けていた。

ただそれだけ。
本当は彼のことを心の底から愛していたのよ。

変わらないものはない。そう実感したわ。

12/24/2024, 1:49:28 PM

義理の姉が突然姪っ子を置いて失踪した。
そのため、姪っ子が実家にやってきた。

父と母は仕事で面倒が見れないため
私が毎日面倒を見ていた。
彼女の笑顔を私は見た事がない。

彼女は3歳で父親(私の兄)を亡くしてしまった。
義理の姉もホストにハマってしまい
実の娘にはご飯も与えなかった。

イブの夜、私は姪の好きなハンバーグを作った。
気づいたら、姪の好きなものばかり用意していた。

家族全員で夕食を食べているとき
少し嬉しそうに沢山食べてくれていた。

夕食も食べ終わり、お風呂場で
暖かい湯船に浸かっている最中
姪っ子にサンタさんに何を頼むのか聞いた。

姪っ子は笑顔で答えた。
「おばさんにママになって欲しいって願うの!」
その言葉を聞いて私は涙がこぼれそうになった。


これからは、彼女の母親として
生きていくそう決めた。


私の大切な娘_

12/23/2024, 10:02:21 AM

クリスマスの贈り物

そっと置かれた赤い箱
中身は何だろう、星のように輝く
開ける前からわかる気がする
それはきっと、君の微笑み

包み紙よりも暖かい
リボンよりも結ばれた思い
手の中に残るのはただの空気
だけど心は満たされる

クリスマスの夜、贈り物とは
物じゃなくて、愛の形

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