水玉

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9/8/2024, 3:39:03 PM

胸の鼓動を震わすもの

それだけを求めて行きていけばいい。

心が動くもの、感性が動くもの

豊かな人生って、そういうもので形づくられてると

近頃そう思うのです。

胸の鼓動を震わすものは歳を重ねるごとに、悲しいけれど、少なくなっていくもの。

蟻の行列に心踊らせていたのに

間近にせまった夏休みに心踊らせていたのに

校庭に積もった薄い初雪に心踊らせていたのに。

だから日々、探しに行くのです。

いそがしすぎて大人になってしまった、この心を震わせる何かを。

日々、それを求めて生きていけばいいのです。

考えることが多すぎて疲れてしまったこの胸の、鼓動を小さく震わせてくれる何かを。

まだ微かに働く
触覚と嗅覚をフルオープンにして。

9/7/2024, 12:32:14 PM

踊るように、暮らす。
踊るように、生きる。

踊るように仕事をして、踊るように人と会う。

すべては旋律に乗って、ただ流れていく情景。

軽やかに。
華やかに。
羽のように。
踊るように。

自分を大切に、機嫌よく生きるための心持ち。

9/5/2024, 2:15:12 PM

思い浮かべてみる。

波打ちぎわ
白く泡立つ水に砂が巻き込まれ
その隙間でコロコロとひるがえる小さな貝殻

何度もくりかえし寄せてくる波のカーテンに
カラカラ、コロコロと踊る、薄桃色の小さな貝殻。

何度も

何度も

どこかへ行ってしまいそうなのに
砂に受け止められて攫われず
また波に手を取られてヒラヒラ揺れる

そんな光景を思い浮かべてる瞬間
私の脳みそは思考を忘れ、言葉を手放す。

その瞬間
真っさらで真っ白な自分に帰る、ほんの数秒。

頭をからっぽにして
過ごすコツ。



9/4/2024, 2:46:09 PM

きらめき、という言葉でパッと浮かぶのは、15歳の娘。

小学校3年生から学校に行かなくなり、あーだこーだトライアル&エラーを繰り返してるうちに、いつの間にか6年も経ってしまった。

中学3年生になった彼女は今、学校ではない場所で大好きなことに熱中し、たくさんの仲間に囲まれて過ごしている。

仲間と一緒に泣いたり、笑ったり、夢中になって大きな作品を作りあげたこの夏。

彼女にとって宝物のような夏だったに違いない。

不登校という世界で、親も娘も悩んだり苦しんだりの6年間だったけど、今目の前にいる彼女はとてもキラキラと輝いている。

娘が変わったんじゃない。
親が成長したのだ。

小さな小学生だった娘も、今と変わらずキラキラした存在だった。
なのに「学校に行かない」という一点が、親の目を曇りに曇らせ、彼女の輝きが見えなくなっていた。

曇ったメガネを外すのに、6年もかかってしまった。
それがどれだけ娘を苦しませてきたのだろうと。

そう気づいた日から、決めた。
この先、ぜったいに曇ったメガネをかけない。
キラキラときらめいて輝く彼女を見逃さない、と。

まっすぐ生きる15歳の娘の存在は、とても眩しい。


9/4/2024, 8:58:15 AM

些細なことでも、ストレスの原因は取り除く。

これが「自分を大切にする」ということだと思う。

ちょっとだけ我慢すればスルーできそうな、小さなストレス。

例えば首元がチクチクするニット。
じんわり暑い28℃設定の冷房。
何かをするたびにひっかかる、指の小さなささくれ。
妥協して買うコンビニパスタ。

日々生きていたら、そんな小さな我慢やストレスは無限に湧いてくる。
スルーできるくらいの小さなイライラだけど、積み重なると不快感が澱のように心にたまる。

些細なことだけど、自分が心地よくないと感じることを見過ごしてはいけない。

チクチクするニットはすぐに脱いで、柔らかく肌を包む服に着替える。

じんわり暑いときは、ケチらずに冷房を強める。

ささくれは爪切りで切って、絆創膏を。

パスタは美味しいパスタやさんで堪能する。明日のランチが納豆ごはんになってもいいじゃない。

些細なことで、自分を大切にすることができる。
自分を大切にすると、不思議とまわりも自分を大切に扱ってくれるようになる。
澱みのない心地よい自分で、日々ごきげんに過ごしていきたい。

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