𝓌𝓟𝔃𝓟𝓎𝓪𝔃𝓮

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2/28/2025, 10:25:18 AM

仕事終わりに、東京䞋町のずある有名商店街でおでんコロッケなるものを買った。

さおどんな味がするのか
楜しみに垰ろう。

2/26/2025, 11:28:58 PM

蚘録


自分に関する䜕かを蚘録ずしお残しおおくこずが苊手だ。

そのずきどきに感じたこずや、気持ちを、日蚘ずいう圢で自由に曞き蚘しおおけたら、どんなに玠晎らしいかず思うのだけれど、私にはそれができない。

私の堎合、実際に自分の思いを玙の䞊に文字ずしお蚘すこずにずおも抵抗があるのだ。

それは想像しただけでも気恥ずかしく、もっず蚀えば眪深さすら感じおしたう。

たるで自分にずっお脆く倧切で、人に觊れられたくない郚分を暎かれおしたいそうな、そんな䞍安な心持ちになる。

おそらくこれは病なのだろう。

昔昔、若かりし頃、私はこの病に冒されおしたった。

元凶はおそらく母だ。

ずある事情で、母が私の日蚘を盗み芋たこずが原因でこうなっおしたったのだから。

あの日から、私は日蚘ずいうものを曞いおいない。

いや、曞けなくなっおしたったのだ。

自分の心を奜き勝手自由にさらけ出し、思う存分文字で玡ぐこずが出来る、この䞊なく楜しい䜜業を私は母に奪われたのだ。

おそらく、母の方はもうこのこずを芚えおはいないだろう。

郜合の悪いこずはすぐに忘れおしたえる人なのだ。

そんな母は私の気持ちなど露知らず、䜕十幎も楜しく日蚘を曞き続けおいる。

せめお母ぞの積幎の恚み぀らみをここに蚘録ずしお残しおおくこずにしよう。




お題
蚘録

2/25/2025, 5:30:37 AM

䞀茪の花


「私、旊那に浮気されおたのよ。」

い぀もはあっけらかんずした䞉十幎来の友人が、珍しく眉根に皺を寄せおそう蚀った。

「前から䜕ずなくおかしいずは思っおたの。子どもの進孊でお金が掛かるこの時期に、いきなり䜕十幎も垰っおなかった実家に垰っお、぀いでに同窓䌚にも参加するなんお蚀うもんだから。」

「私やめおっお䜕床も蚀ったのよ。埀埩の飛行機代だけで䞃䞇かかるんだから。䞃䞇よでも、結局匷匕にチケット取っお行ったのよ。」

今にも頭のおっぺんから蒞気を噎き出しそうな勢いで、圌女はそう続けた。

「でも、浮気したっお䜕でわかるの旊那さんの様子がおかしいっおいうのは前から聞いおたけど。」

「それよそれ。手玙が出おきたの、旊那の敎理ダンスから。女からの手玙よ、䌚えお嬉しかった、次は私が䌚いに行くね、今すぐにでも䌚いたい、愛しおるっお。」

「えヌヌヌっ」

私は、真面目で倧人しい圌女の倫ずはあたりにもかけ離れたむメヌゞに心底驚いおしたった。

「びっくりでしょ私だっお最初は〇〇ず同じ反応だったわよ。もう心臓はバクバクで倉な汗は出おくるし、めたいはするしで倧倉だったんだから。」

「タンスの䞭、探したの」

「  探した。旊那には悪いず思ったけど、ここ数幎、明らかに様子がおかしかったし、䜕かあるなず思っおたから。勘よ、女の勘」

「手玙が出おきおショックだった」

私は圌女の本心が知りたくおそう聞いおみた。

堎合によっおは、このあず地元のファミレスで泣いお喚いおの修矅堎が繰り広げられないずも限らないからだ。

「もちろん最初はショックだったけど、それが芋぀かっお以降、今たでの旊那の䞍機嫌さずか、家族をないがしろにする感じずか、私だけならただしも、子どもぞの無関心さも含めお、党お蟻耄が合うのよ。そりゃもう、面癜いくらいに。」

おそらく、圌女は難解なパズルのピヌスを䞀぀䞀぀はめ蟌んでいくが劂く、この䞉幎間、悩み苊しみながらこの䜜業を続けおきたのだろう。

半ば呆れ顔で、半ば晎れ晎れずした顔でそう語った。

どうやら、圌女はもうこのこずを乗り越えかけおいる。

私はそう感じた。


「恋だったのよ。うちの旊那、その元同玚生の女に恋しおたの、䞉幎もの間。」

圌女はポツリず蚀った。

「それに私もいけなかったのよ。旊那のこず倧事にしおなかったから。ほら、そういうのっお近くにいたら自然ず䌝わっちゃうものじゃない。」

圌女にしおは珍しく、しおらしい顔でそう蚀うず俯いた。

「ねぇ、䞀茪の花の話、芚えおる」

私は圌女にそう尋ねおみた。

これは、もうだいぶ前に圌女から聞いた話だ。

圌女の旊那さんは、二人の蚘念日には毎回必ずちょっずしたプレれントず䞀茪の花をくれる人で、私がそれをすごく矚たしがったのだ。

その時、圌女は「花なんかもらったっおどうせ枯れちゃうんだし、お金の無駄じゃない」ず蚀ったこずが、ずっず私の心に棘のように匕っかかっおいたのだ。

「芚えおるよ。結局さ、旊那は䞀茪の花をちゃんず喜んでみせる女のずころぞ行ったっおこずだよね。私、すごく無神経だったよ。」

圌女はそう蚀っお、哀しげに笑った。

その埌、圌女の倫は普段通りの倧人しく、真面目な倫に戻った。

圌女も別段、旊那の浮気を責めるでもたしなめるでもなく、䜕も知らないふりをしお過ごしおいる。

恋のリミットず蚀われる䞉幎が過ぎ、圌女の家庭には無事に日垞が戻っおきたらしい。

もちろん蚌拠の手玙はしっかりず画像にしお、倧切に保存しおいるずのこずだ。




お題
䞀茪の花

2/21/2025, 5:04:00 AM

ひそかな想い


人知れず、心の䞭でそっず想うこず。

私の堎合は恋の話だ。

䜕幎か前に、圓時の時勢やちょっずした行き違いが原因で䌚えなくなっおしたった人がいる。

その人は私よりも四歳幎䞋で、無口だが穏やかで、どこか人を包み蟌むような雰囲気を纏った人だった。

男の人にしおは珍しいタむプだず思う。

だからこそ惹かれたのだろう。


圌ず初めお䌚ったずき、どうしおか䞍思議なくらい初めお䌚った気がしなかった。

それは、䟋えるなら、長幎生掻を共にしおきた、家族ずか、兄匟に感じるような安心感を芚えたからかもしれない。

いわゆる䞀目惚れしたずきのようなドキドキ、キュンキュンずは別の、むしろ正反察の感情だった。

だからだろうか。

自分が圌のこずを、恋愛ずしお奜きなのだず気付くたでに長い時間を芁しおしたった。

圓時、生掻党般に行き詰たりを感じおいた私は、䌚う床、圌に心のモダモダを吐き出しおいた。

家族や友達にだっお蚀えないようなこずを、なぜか圌には蚀えおしたうのだ。

それが自分でも䞍思議だった。

圌は圌で、アドバむスするでもなく、忠告するでもなく、ただただ私の話を面癜可笑しく聞いおくれおいた。

ずきどき、ポツリポツリず圌が自分の話をするようになったずきには、もう二人の恋は始たっおいたのかもしれない。

人は老いも若きも、みなそれぞれに様々な事情を抱えお生きおいる。

ずきには、湧き䞊がる感情ず目の前の珟実ずを秀にかけ、どちらか䞀方を遞ばなければならないずきもある。


最埌に圌ず䌚った日、圌は私の手をそっず握った。

䞀瞬絡んですぐに離れおいっおしたったその手は、想像以䞊に倧きくお、枩かだった。


少し前、颚の䟿りで、ただお互いの生掻圏が重なり合っおいるこずを知った。

だからず蚀っお、積極的に䜕かしようずは思わない。

けれど、もしも、い぀かどこかで圌ずばったり䌚ったずきに、

「倉わらず元気そうですね。」ず笑っおもらえるように、今日も明日も明るく前を向いおいたいず思う。

それが圌に抱く、私のひそかな想いだ。



お題
ひそかな想い

2/19/2025, 11:41:06 PM

あなたは誰


あなたは誰ず聞かれたら、

私は間違いなく私なんだけど、

劻であり、
母であり、
嚘でもある私が私らしく生きるずいうこずは、

存倖難しいこずだったりするのです。




お題
あなたは誰

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