桜川 猫未

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9/2/2024, 2:56:53 AM

開けないLINE
通知が来た。スマホを見るがLINEは開けない。
時間は10時半くらい、いつもは学校に行っている時間
誰も連絡することは無いだろう。
体が重い。頭が痛い。
何もすることが無いからテレビをつける。
有名な芸能人が、ワイドショーで文句をつける。
「文句をつけたいのはこっちだって」
ベランダに出ても、部屋にいても身体はしんどい。
いろいろな人がお題について述べる『書いて』すら
書くことができなかった10時半くらい
やっと気持ちが落ち着いて書けることが思いつく。

『                      』
                        



                       ❦❧

9/1/2024, 7:16:49 AM

不完全な僕はVOCALOID。
君が手を加えることにより
僕は初めて輝くことができる。
皆んなが思っているより不完全で、
できる事は限られている。
「     」 
君が笑えば僕も嬉しい。
君が泣けば僕も悲しい。
3分に満たない替えが利くぼくの命を
涙で消費しないでね。
チクタク、チクタク、
もういないキミを想う。
あ、
                        ✡




余命2:30より

8/30/2024, 10:34:08 AM

香水の香りがふぁっと香る。
頭がズキンと痛みだし風邪独特の浮遊感がした。
視界が歪みだし、地面がズレた。
「おい、猫未?猫未!!」
鈍い音がして視界が暗くなる。
目が覚めたとき、チカチカと光る蛍光灯が見えた。
「びょーいんかな」
「おっ、目ぇ覚めたか?気分はどーよ」
「えへへ、めっちゃ悪い」
「そうかい、そうかい、おとなしく寝ていやがれ」
「うい」
彼はずっと私の側に居てくれた。
あれが欲しい、これ食べたい、色々なわがままも静かに聞いてくれた。
有り難う。大好きだよ、これからも宜しくね。
                        ❦



8/29/2024, 10:02:32 PM

言葉はいらない、ただ… 認めて欲しかったのかも?
何度も靴を脱いで街を見下ろして、
もう、終わりかと思うと飛ぶのを躊躇って、
誰かが私を認めてくれる時が来ると信じてまた靴を履く
何度も繰り返していると屋上に誰かが立ってて、
私の先を越そうとする。
ふざけんな。
そんなことくらいで私の先を越そうだなんて。
それでもここからは消えてよ。
君を観ていると苦しいんだ。                                                ❧




私のアールより

8/28/2024, 10:11:53 AM

突然の君の訪問。
え、どした?大丈夫?
彼はバケツの水を被ったように濡れていた。
「ごめん、ごめん、俺、上手くやれなかった。」
彼は泣きながら私に手を伸ばした。
うん、うん、大丈夫だから、大丈夫だから、
泣く彼を慰めながら私も気持ちを落ち着ける。
そうね、そうね、苦しいね、大丈夫だよ、私がいるよ 
子どもみたいに泣く彼はひたすら謝り続けた。
今日の事は全て雨に流そう。
ね、大丈夫だよ、
私がいるよ。
                        ❧

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