5/29/2025, 10:27:38 AM
君はいつも笑っている。
でも時々君の笑顔が曇っているように見えて。
君は砂時計が好きだ。
優しく見つめるその目に僕は見ないふりをする。
君は砂時計にしか本当の笑顔を見せてくれない。
だから、だから僕は
さらさらと落ちる砂時計の音が嫌いだ。
『さらさら』
5/28/2025, 8:01:06 AM
よし、手首に赤い糸を結んだ。
手を繋いで一緒にいこう。
「来世でも一緒にいようね。」
「愛してるよ」
「せーのっ」
2人で飛び降りた川は冷たかった。
地球という小さな世界もこれで最後。
あとは時間が解決してくれるはずさ。
『これで最後』
5/26/2025, 10:30:00 AM
「ねぇ、愛してよ。」
なんて、君が言うから驚いたよ。
だから僕は静かに頷くんでしょ。
分かってるよ。この日が君を1番愛した日だから。
愛してるよ。
ずっとずっと忘れないよ。
初めて君の名前を呼んだ日。
そう、最初で最後の君の名前を呼んだ日だから。
『初めて君の名前を呼んだ日』
5/25/2025, 1:45:20 PM
あの日、空を見上げるととても晴れていて、それでも雨が降っていた。
どこか神秘的で君の笑顔が思い浮かぶような景色だった。
だから君と見るために写真を撮ったんだよ。
今日も、あの日みたいに雨が降ってるね。
天使が君を迎えに来たんだよ。きっと。
本当は、あの写真を2人で見て、笑いながら話したかったんだ。ただそれだけだったのに。
外から聞こえる優しい雨音が、僕を慰めるようだ。
やめてくれ。そんなの、余計に辛くなってしまう。
『優しい雨音』
5/24/2025, 10:33:22 AM
あの歌を歌うと必ず君を思い出す。
つまり、君はあの歌であの歌は君なのだ。
君がいなくなった日、僕を置いていった日、君に裏切られた日でも、僕はずっと歌うよ。
そうすれば、君が隣にいる気がするから。
僕の1番好きな君がいる気がするから。
だから僕は今日も君が歌っていた歌を歌う。
『歌』