ユノ

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11/26/2023, 2:49:35 PM

『微熱かな』


そう言って、私のおでこに手をあてる君。



そういうことをするから、顔が赤くなるのを分かっていない。



夏は暑さで誤魔化せたけど冬は誤魔化せないや。



周りは寒いと言うけれど、私にとっては年中夏。





───それは君のせい








─微熱─

8/28/2023, 1:03:30 PM

『おかえり』


懐かしい声──お気に入りでよく着ているからか少し伸びているTシャツ──優しい笑顔──


仕事終わり、家に帰るとあなたが居た。


なんでここにいるの?だってあなたは───



触れて確かめようとすると、あなたは居なくなっていて



おかえりといわんばかりに足元にすり寄ってくる猫が居た。



あなたが居なくなってから保護した猫だ。

手のひらに収まる大きさだったが、今では両腕で抱き抱えるほどまで成長していて、時間がたったんだなぁと実感する。



『ただいま』


腕の中の猫はゴロゴロ鳴いていた。




-突然の君の訪問-

8/1/2023, 11:39:45 AM

明日の天気はどうなるかな


雨だったら、君は家で過ごすのかな


晴れだったら、どこかに行くのかな




──もし晴れたら



この前、君が言ってたカフェに誘ってみよう



てるてる坊主かけとこう



-明日、もし晴れたらー

8/1/2023, 9:30:07 AM

『ごめん』


傷つけるつもりじゃなかったんだ


ただ、君にもう一度僕を見て欲しくて



僕の気持ちを伝えたら、君は泣きながら言うんだ



ずっと一緒にいたいってさ



気持ちなんて言ってくれないと分からないのに





ほら、今もまた


僕じゃない誰かを映してる




──本当の君はどっち?





-だから、一人でいたい-

7/23/2023, 9:31:41 AM

もしもタイムマシンがあったなら、


2年前に戻りたい。


そしたら、たくさん話しかけて、自分から動いて今とは違う未来だったかもしれない。



後悔しても遅いけどね。



私があなたの隣にいる未来もあったのかな。



-もしもタイムマシンがあったなら-

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