べし

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5/24/2023, 2:52:48 PM

今現在からみるとあの頃の不安や悩みって、ささいな事だったり、大丈夫だよ、って結果はいくらでも言える。
でもそうじゃなくて、その時思ったこと、感じたことのリアルタイムな共感が欲しいのだと思う。
どうしたって自分で後から思い返すと若干の美化が入るのだから。

それでもあの頃の私へ言いたい。「大丈夫だった、何とかなってたよ」ってね。

5/20/2023, 3:51:00 PM

拝啓 過去の私

だんだん暑くなってきていますが、いかがお過ごしでしょうか。私は社会という波にのまれながらもなんとか生きています。

あなたの年ぐらいの頃は漠然とした、未来像なんてものもありました。今の私はその事さえも忘れかけ、楽しく過ごしています。あなたから見て今の私は理想に沿った人物像になれているでしょうか。

そして今の私も、未来に対して何となくふんわりとしたイメージは持っています。いざその時になると、まだまだだと感じるかもしれないですが、常に理想の状態を意識するだけでも何か変わるかもしれないですね。

これからどんなことが待ち受けているかはお伝えできませんが、くれぐれも体調にだけは気をつけてください。

敬具

5/18/2023, 1:07:24 PM

恋の物語なんて、いつも同じではない。
結ばれるのか離れるのか。その過程、時期もそれぞれ違う。

だからこそ人の物話を聞くのが好きなのだ。
創作でもリアルでも。

まだ自分の物語は少ないけれど、話せる時がいつか…

5/13/2023, 6:06:05 AM

子どもと大人の境界はなんだろう?
18歳になれば大人?でも大学に進学するならばまだ「学生」のくくりに入りそう。もちろん18で自立して生計を立ててる人もいるから大人と言える?
社会人になって数年、いまだに両親と生活している私は、両親の子どもとして振る舞う時もある。

年齢の数字や働いているかどうかで区切ってしまうのも、なにか違う気がする。ハッキリと線引きが必要なときはそれぞれに応じて区切れば良いのではないかな。

5/9/2023, 2:00:01 PM

じんわりと肌にはりつくような湿った初夏の日、クーラーで除湿を入れたあの夜に、飼ってたうさぎが亡くなった。

小学生のとき、帰宅するとリビングにはすでにケージがあり、真っ白なあの子がいた。体は真っ白なのに鼻と口の周りと耳の先が少し黒い子で、成長すると全体がグレーへと変化したが鼻先と耳の先の黒さは健在だった。あの子が小さい頃はあまり積極的に世話はしていなかった。せいぜいエサをやり、ちょっと撫でて遊んでやる程度であまりケージからも出していなかったように思う。
それでも受験で荒んだ心をいやしてくれる存在だった。あまりのストレスに「うさぎになりたい」なんて口走って家族に驚かれたこともある。

あの子が七歳を迎えるころ、発作のような症状があった。引き攣るような呼吸、ケージの中で苦しそうにもがく姿に心が痛んだ。近くに小動物を見れるような獣医もなく、ネットで調べて相談するもなす術がないとのこと。ときどき起こす発作に、ケージで暴れて怪我しないように抱いてさすって落ち着かせるしかない無力感。
あの初夏の夜も発作を起こした。たまたまリビングには私しかいなくて、とりあえず抱き上げ、大声で他の部屋にいる家族を呼んだ。

そのとき。
ヒーッと悲鳴のような呼吸のあと、あの子は動かなくなった。


私の腕で最期を迎えられて、あの子も運が良かったと家族は言う。私もそう思う。あのどれだけ呼びかけても反応がなく、だんだんと失われていく温もりは今でも忘れられない。

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