道化の小説

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12/10/2025, 10:05:57 AM

《ぬくもりの記憶》

最後に会えた時
貴方は静かに眠っていた

今でも覚えている
祖父のぬくもり

夢の中で
今でもそのぬくもりを探している

12/9/2025, 10:25:05 AM

《凍える指先》

僕は1人
小さな駅のホーム
ここには1時間に1本しか電車は来ない
僕はぼんやり遠くを眺める
何本の電車を見送っただろう

幼なじみとして隣に君はいた
いつも一緒だった
そんな君が遠くに行く
君の門出を僕は喜んだ
笑顔で君を見送った
帰ろうと思った時に僕は動けなくなっていた
その時になってわかった

僕は君が好きだったのだと

気づくのが遅すぎた
失って気づくとはよく言ったものだ
会いに行こうと思えば会えるだろう
けれど今の僕には
動けなくなる程の喪失感に襲われ
考える事が出来なくなっていた


やっと頭が働くようになった時
あたりは暗く指先は凍えていた
そうだ
これは今生の別れではない
会いたくなったら会いに行こう
そして、その時に
この気持ちを君に伝えよう

12/8/2025, 11:35:57 AM

《雪原の先へ》

白い世界が私を包む
雪原は
どこまで行っても寒く静かで
私は世界に1人
取り残されたみたいだ

この先はどこに続いているのだろう
きっとこの先に街明かりがある
そう願って
少しの孤独と不安を持って
雪原の先へと足を進める

12/7/2025, 11:44:44 AM

《白い吐息》

雪空の下
学校帰りに近くのコンビニで
恋バナや他愛もない話しをして
あっという間に時間は過ぎ
何時間も話し込んでいた
「また明日」と各々の帰り道につく

ふとした時に気づく
体は寒さで震え手は凍えている
吐く息は白く
暗くなった空に消えていく

白い吐息で
少しの孤独が迎えに来る

早く家に帰ろ

12/6/2025, 11:26:14 AM

《消えない灯り》

僕の世界は真っ暗だった
どこまで行っても暗く
どこに行ったらいいのかも分からない
ただの1人暗い世界
出口も見つからず
僕は疲れて動けなく座り込んだ

そんな時
君の何気ない一言で
真っ暗な世界の僕の手元に
小さなロウソクが現れた

君はもう居ない
君の世界と僕の世界は
決して交わる事はない


けれど僕は
君がくれた小さなロウソクの灯りが消えないよう
大切にしながら
僕は僕の世界を歩いて行く
いつか君がしてくれたように
誰かの世界に小さな灯りをわけられたら
なんて夢をみて

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