道化の小説

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《消えない灯り》

僕の世界は真っ暗だった
どこまで行っても暗く
どこに行ったらいいのかも分からない
ただの1人暗い世界
出口も見つからず
僕は疲れて動けなく座り込んだ

そんな時
君の何気ない一言で
真っ暗な世界の僕の手元に
小さなロウソクが現れた

君はもう居ない
君の世界と僕の世界は
決して交わる事はない


けれど僕は
君がくれた小さなロウソクの灯りが消えないよう
大切にしながら
僕は僕の世界を歩いて行く
いつか君がしてくれたように
誰かの世界に小さな灯りをわけられたら
なんて夢をみて

12/6/2025, 11:26:14 AM