鹿野彩音

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11/7/2022, 1:07:58 PM

あなたとわたしは同じじゃ無い。

顔も、性格も、育った環境も、好きなもの、嫌いなものもきっと全部ちがう。

もしかしたら、私達は正反対な人間なのかもしれない。

あなたと私は、これから先、別々の人生を歩んでいき、交わることは一度も無いのかもしれない。

私はやっぱりあなたが好き。



11/6/2022, 10:46:49 AM

どうしようもなく辛くて、苦しくて、怖くて。

そんな現実から逃げ出したくて、無意識に外に出ると、外には、柔らかい雨が降り注いでいた。

まるで、世界が洗われていくようだ。

雨が止むと、大空には七色の虹が架かっていた。

世界には、こんなにもたくさんの色があったんだなあ。

それから、ふと思った。

私の色は、どんな色なのかしら。

11/5/2022, 11:34:45 AM

人生なんて、ただ真っ暗闇の中で生きてゆくだけだと思っていた。

そんな私にとって、あなたは、暗闇を照らす、一筋の光だった。

あなたが照らしてくれた光が徐々に広がっていき、真っ暗だった私の心が、あなたという光で溢れ、満ちていく。

あなたがいなくなっても、この光はきっと私の心を照らし続ける。

あなたはいつまでも私の太陽。

あなたに出会えたことが何よりの幸運、そして幸福だった。

光、なんて素敵な言葉でしょう。

私は、あなたが残してくれた希望の光に向かって、生きていく。





11/4/2022, 1:14:18 PM

姿の見えない君へ

秋がもうすぐ去ってゆく。

紅葉、イチョウ、秋の草花、踏んづけるとちょっと臭かった銀杏ですら、無くなると思うと、物悲しい。

人々はこれを、哀愁と呼ぶ。

これから先、何年でも何十年でも、季節が巡るたび、思いだすよ、君のこと。

君と初めて桜を見た春。

君と初めて過ごした夏。

君と初めて見た紅葉。

君と初めて迎える年越し。

私がここに存在するかぎり、君は私と共にいる。

過ぎゆく季節と新しい季節。

その狭間に、君がいるから。

私の隣に君は居ない。でも、そんな寂しさを埋めるくらい、君の残してくれた物は私の人生の宝だった。

君と出会って、この世界が愛おしく思えたよ。

ありがとう。

例え世界が君を忘れても、会うことも触れることも出来なくても、心は君を描くから。

私の心は、いつでも君を描くから。

11/3/2022, 10:23:00 AM

鏡の中の私は、いつもちがう。

落ち込んだ表情のとき。

嬉しそうな表情のとき。

悲しそうな表情のとき。

疲れているような表情のとき。

幸せそうな表情のとき。

具合が悪そうな表情のとき。

いつも、昨日とはちがう私が映っている。

鏡は、今日の私を映す。

昨日の私は映らない。

朝、鏡の前に立ったら、鏡の中の私に、にっこり笑いかけてみよう。

おはよう、今日の私。今日はどんな姿を映すのかしら。

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