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12/3/2025, 12:56:22 PM

冬の足音(914.6)

冬の足音とは、冬が来たと感じる事ですね。

私、数年前から初めて三次元に推しができまして。
グループ活動が冬だけなんです。
だから、彼らが動き出すと冬が来たと思いますね。

本日、改名後初のデジタルシングル発売日です。

年末のコンサートでファンを想って歌詞変してくれたものをそのまま1stシングルにしてくれたものです。
そんなん、ファンは泣くしかない。
皆様もご興味あれば是非。

12/2/2025, 1:51:37 PM

贈り物の中身(オリジナル)

A子「彼氏がサプライズでプレゼントくれたんだけど、すっごく趣味悪いネックレスでさ〜。サプライズはいらんから選ばせろって思ったね」
B子「えー、愛されてるじゃん」
C子「そうだよ〜!贈り物を選ぶ時間いっぱい、相手が自分のことを考えてくれたって事なんだから。嬉しいじゃん」
B子「そうそう。それに、アクセサリーを贈るって、独占欲って言うよね」
A子「でもさぁ、いらないものもらっても大変よ?趣味合わないのにつけてきてとか言われたらどうする?売るに売れないし」
C子「別れるならまだしも、付き合ってるのに売っちゃうのはちょっと彼氏が可哀想」
B子「まさかもらった時に渋い顔したんじゃないでしょうね?」
A子「いや、喜べないよさすがに。ひきつったね。私をどんな風に見てるんだと問いただしたくなったよ」
B子「どゆこと?」
A子はネックレス画像を友達に見せた。
それは、ギラギラゴツゴツした純金の鎖だった。
C子「………ヤクザ?」
B子「売ったらお金になるから?高飛びする時使えるじゃん」
A子「誰が高飛びするか!」

12/1/2025, 11:35:52 AM

凍てつく星空(914.6)

フィンランドにオーロラを見に行った事があります。
晴天率はカナダやアラスカの方が高いのですが、ムーミンやサンタに興味もあってのチョイス。
全体がガラス張りのガラスイグルーに泊まり、部屋の中でぬくぬくと星空やオーロラを眺めながら寝られたら最高じゃないですか。
ところが私ときたら布団の心地よさに朝まで爆睡。
結局、ずっと雲が厚く、オーロラは見られなかったらしいけれど、そうでなくても小雨のせいか寒暖差のせいかガラスに氷の結晶がはりついて視界が遮られてしまい、ツアーのお客様達と相棒は夜中ずっとガラスにお湯をかけてみたり、色々すったもんだしていたらしい。
参加できずにすまんという気持ちと、気持ちを共有できず残念という気持ちと、見られなかったなら睡眠取れて良かったという最低な気持ちと(笑)
その後、オーロラチャンスに恵まれなかった我々のために、ガイドさんは別日に街の光が届かないところまでバスで連れて行ってくれました。
真夜中だったのでとても寒くて、皆であったかい飲み物を飲みながら懸命に空を見上げたけれど、結局雲が晴れる事はなく。
オーロラはカメラを通さなければただの白い霧としか認識できず、性能の良いカメラを持った人が雲の隙間からほんのり緑に映るオーロラを発見して教えて見せてくれ、皆で万歳三唱。
あの時の凍てついた空気の感じ、晴れていたら星空もどんなにか綺麗だったかと思う。

ちなみに、オーロラは帰りの飛行機で見る事ができました。雲の上に出たからね…。

11/30/2025, 11:55:39 AM

君と紡ぐ物語(オリジナル)

彼女とはコミケで出会った。
同じものが好きで、趣味嗜好が似ていて、お互い二次創作をしていて、合同誌を作ったりした。
SNSやオンラインゲームで常に繋がっており、リアルでもデートを重ねていた。
本日、ついにプロポーズ。
ちょっと値の張るレストランを予約した。
食後、緊張したが、用意しておいた台詞を言えた。

「僕の未来の物語、君と紡いでいきたいんだ」

彼女は少し考えた後、にっこり笑って「いいよ!」と言った。

翌日、彼女から添付資料つきのメールが来た。
件名:昨日の件
君の未来の物語、冒頭とあらすじ考えてみたよ!
SF風にしてみたけど異世界転生モノの方が良いかな?

全く通じていなかった。

11/29/2025, 10:34:47 AM

失われた響き(オリジナル)

大好きな人がいた。
仕事に真摯に取り組み、いつも誠実。
正しい事を正しいと言えて、それを実践している。
彼の言う事は絵空事で綺麗事かもしれないけれど、皆がそれを理想として努力すれば、世界はもっと良くなると信じられた。
その言葉を信じて真面目に清く正しく生きていこう。
未来はきっと明るい、そう思えた。

気高くて美しくて、そのくせ可愛くて格好良い人。

なのに、裏の顔があると暴露された。
悪いことに手を染め、悪い友達とつるみ、悪事によってお金を得、彼を信じる人たちを馬鹿にしていた事が週刊誌によって報じられた。

最初は信じなかった。
AI画像やフェイクで陥れられたのだと思った。
けれど、彼の近くにいる人間からの擁護が一切なく、彼の凄惨な過去や人間性、やらかしが暴露されるなど、色々明らかになった。
情報を追う内に、自分の方にこそ認知の歪みがあり、彼は元々そういう人間だったのだという理解が降りてきた。

彼が過去に語っていた綺麗事が、
正しい事が、
何も心に響かなくなった。

世界は灰色になった。



この作品はフィクションです。実在の人物・団体・事件とは一切関係がありません。

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