せつか

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1/8/2026, 11:42:52 AM

赤、青、黒、緑、藤、銀、白、桃·····色とりどり。
黒、黒、くろ、くろ、クロ、堕ちていく先の闇。
白、白、シロ、シロ、しろ、塗り潰した美しい世界。

星のように、宝石のように。
目を奪う色とりどりの輝くものたち。
闇でさえ人を強く引き寄せて離さない。
もし、その色に染まってしまったら、自分はどうなってしまうのだろう?


END


「色とりどり」

1/7/2026, 11:42:08 AM

「あったかい部屋で見るのが好きなんだよね」
「年寄り」
「年寄りだよ」
「雪見風呂が売りの旅館に来て部屋風呂でいいってどういう了見だよ」
「だから寒いの嫌いなんだってば。雪ならあったかい部屋で熱燗でも飲みながら窓越しに見れればいいんだよ、私は」
「風情がねえなぁ」
「なんとでも言って。相手が年寄りだって分かってて誘ったのはそっちでしょうに」
「そうなんだよなぁ」
「わっ·····」
「惚れた弱味だよもう。露天風呂は諦めた」
「あはは」
「その代わり、春になったら覚えてろよ」
「年寄りだから忘れた~」
「もう!」


END


「雪」

1/6/2026, 9:36:20 PM

※風邪につき一回休み。
備忘録としてお題だけ覚えておきます。



「君と一緒に」

1/5/2026, 4:12:50 PM

見上げると青すぎるほどに青い空が目にしみた。
一月も半ばだというのに今日は妙に暖かい。
マフラーやコートが少し邪魔に感じるくらいだ。
汗で首筋に張り付いた髪を鬱陶しく感じながら、繋いだ手の先の我が子を見る。
五歳になったばかりの娘の頬はりんごのように真っ赤になっていた。
「暑い? マフラーはずそっか?」
ぷるぷると首を振る。
娘はウサギが横に伸びた形のそのマフラーをいたく気に入っていて、冬になるとどこに行くにも巻いている。しかしこうも暖かいと流石に暑いだろう。
「お顔真っ赤だよ? 暑いでしょ。ママも暑いからコレはずしちゃうけど」
娘はやっぱりぷるぷると首を振る。
まぁ、少し暑いくらいなら大丈夫だろう。帰ったら汗をよく拭いてすぐに着替えさせればいい。
「うーちゃんと一緒に帰るの」
うーちゃん、と言うのはそのマフラーにつけた名前だそうだ。娘にとってそのマフラーはぬいぐるみと同じように大事なお友達なのだろう。
「そっか。じゃあ仲良く一緒に帰ろうね」

結婚して、娘が生まれて、離婚して。
いつの間にか私は娘と二人きりになった。
――私の大事なお友達はどこに行ったのだろう。
忌々しいほどに青い空を見ながら、ふとそんな事を思った。


END


「冬晴れ」

1/4/2026, 4:05:28 PM

今ある日々がこれからも続いていくこと。
今ある課題が解決すること。
今苦しんでいる人が救われること。
他者に奪われないこと。

かなぁ。
幸せの定義って難しい。


END


「幸せとは」

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