君と話すとき、
私はいつも薄いベールをまとっている
笑顔の裏に、ほんの少しの不安
言葉の影に、隠れた本当の気持ち
見えている世界は、少し色あせて
でも、それでも君を見つめたい
ありのままじゃなくても、
君がいるなら、それでいい
イケメンフィルターかかって告白しちゃった⭐︎
夕暮れの校庭に
笑い声が散ってゆく
その輪の中に
私はいない
風が落とした木の葉のように
ひとり 足元で
季節を追いかけるだけ
仲間になれなくて
それでも見上げた空は広く
鳥たちは群れを離れても
ちゃんと飛んでいる
もし明日
勇気という羽を持てたなら
私もいつか
あの輪の真ん中へ届くだろう
きっと……きっと……
今日好きリアタイしてたら傷心
雨音にかき消されても
君の声だけは届いてくる
濡れた肩を差し出す君に
傘を傾けることしかできなくて
心はとっくに
びしょ濡れになっていた
濡れたアスファルトが
陽にきらめいて
虹のように君を映す
さっきまで震えていた指先が
君の手に触れた瞬間
嘘みたいに温かい
雨が去った街に
静かに残ったのは
ふたりの鼓動だけ
椅子が揺れる音もなく
黒板には昨日の筆跡だけが残る
窓の外、風がカーテンを撫で
木々の葉がそっと揺れる
足跡のない廊下
机の上に置き忘れたノート
誰もいないのに、まだ
昨日の笑い声が残っているようで
光が差し込む午前の空間
空気は静かで、冷たくて
でもどこか優しい
ここには時間が止まっている
窓辺の影に、ひとりの記憶が揺れる
誰もいない教室
でも、確かに生きていた
私たちの痕跡が、まだここにある
赤に止まるたび
君と肩が触れそうで 触れなくて
沈黙の中 胸だけが騒いでいた
青に変わると 並んで歩けるのに
どちらも言葉を渡せなくて
足音だけが 同じリズムを刻んでいた
黄色の灯りに追われるように
小さな勇気も 置き去りにしてしまう
もし君も同じ気持ちなら
今すぐにでも 立ち止まりたいのに
信号が色を変えるたび
行き先を選ぶように
私たちの心も
ただ迷い続けている