優しい陽の明かりと頬杖

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12/1/2023, 10:37:32 AM

距離

ここから月までの
遥か遠くへ 来てしまったわ
あの草餅を 食べてみたいと 思ったので
桜色した 桜の紅を 買っていき
あなたの売っている 草餅に 食紅として
草餅と一対の 桜餅
ついにはほっぺたが落ちるほどの
美味しいバタークリームをすこしいれた
つぶあんのおもちを あなたと月夜を眺め
食べたいと思ったのでした。
月にはいつか 還れますかなどと 他愛もないことを
のべつまくなし 寒空ではすこし
寒すぎるので ヒーターなどをいれて
暖かいお茶と お茶菓子などを用意して
こうして月までの 距離の長さを
偲んでいます。
それでもあなたはどこか
違う国から 来たと思っていましたが
近頃すこし 風体も習慣も 変わってしまっては
時の長さなどを 感じさせ
大人と云うよりも あどけなさをなくしてしまった
心のなかで どこか大事な約束を
忘れてしまったかのような
切なさなどを 感じるのです。
然し今日とていきなりは 自分の人生が
変わったりしませんので
お茶などをお友だちのうさちゃんと
ジャパニーズスピッツのレオナの二人で
草餅や桜餅をもしゃもしゃと
或いはいろんなことを話しながらに
くちゃくちゃと食べながら
時の長さを感じると 月夜の距離が
また来年の名月までは 還れないものかと
話していましたが
先ほど月は 御者が牛車に乗って
うさちゃんのもつ
高麗の珠の枝などを見に来ると云うので
またいつか還れますかと 笑い合い
遠くはない月夜の晩に還れると
願いをかけたのでございます。

11/28/2023, 11:22:21 AM

終わらせないで

ぴょんぴょん 跳ねる
私の鼓動を終わらせないで
月夜の晩に あなたはどこか 切なくて
歌読めば 団子をひとつ またひとつ
皿の上から 消えていき
月夜の神様が 降りてこないか 遠くを見上げ
ぴょんぴょんぴょん
うさぎは昼でも起きれますよ
ですからことりさんと仲良く庭先で
歌を読んでは 暖かい日差しがさして
遠くから来たあの暖かいお母さんのような
太陽を思い出します。
おもちを沢山ついて、月夜には 団子を作り
むしゃむしゃと月夜に歌い
遠い空など憧れました。
あの人はどこの人かと、美しい女官さんが
私の歌などを読みたいと言って、
団子をくださいと仰りますので
団子をどうぞと差し出すと
少し冷たい風ではあるけれど
月夜の晩に 遠い空から来たことなどを
話しながら
もしゃもしゃと 2人で団子を
食べています。
うさぎは可愛く笑って 空を見上げて
女官も一緒に空を見上げて
いつか迎えに来るという
月夜がいつかと笑いながら
歌を歌って団子を食べます。

ぴょんぴょんぴょん
またね(´▽`)ノ

11/23/2023, 6:11:14 AM

夫婦


可愛い瞳 メルヘンチックな仕草
ぬいぐるみのような 優しい性格の
あの白い犬と一緒に Xmasのケーキと
Xmasのチキンを食べるのが楽しみ
美味しい甘酢のチキンを頬張り
可愛らしい音を立てながら
この世にこのような 美味しいものを
どうやって作るかを 犬の言葉で 聞いてくる
甘いSweetSのショートケーキやココアのパウダーが
沢山かかったチョコレートケーキを犬にスプーンで
食べさせてやるとたのしそうに舌出して
どのような作業工程を経て
それを作ったのかなどと
聞いているようで 嬉しそうに話しかけてくる。
無論犬の言葉で、
そうして、暖かい南向きの部屋で、日差しの柔らかな午後に一緒に昼寝をしていると
時間が止まったようで、どことなく暖かい、柔らかな雰囲気が伝わって、
ふわりとあくびをしていると、こっちも眠たくなって、夕方まで一緒に眠ってしまっている。
まるで安定剤を投薬されたような柔らかな気持ちとなる。
そうして、夕方などに母親の帰りを待っている時の、笑顔が優しいそれでいてどこかノスタルジックな夕暮れを思い出す。
夫婦になれない1人といっぴきだけど、永遠に夢の中で、探しているあの優しいスピッツの微笑みを

11/21/2023, 2:52:05 PM

どうすればいいの?

君を探しても 見つからない
この思いはどうすればいいの?
あれだけ君の言葉が 優しく響く
午後の青空が 忘れられなくて 今も
何度となく君に話した後で
君は笑って微笑み 負けないでねって囁いて
あなたが出ていった時に
見上げた空は 今日から生きていく 僕の
空っぽな世界を ただ回っていくよ
どうすればいいの?
ただ涙を風に預けては
君がくれた 言葉の意味が わかる時が来たら
この風はまた僕を 優しく吹き抜けて
またあの日のような 微睡みの中
君とみた夢が 思い出されるから

あれから君を探して
どれだけの時間を 歩いてきただろう
通い慣れた店や 家のガレージ
あんなに好きだった 声が響くよ
あの日から 君なしでは生きられないから
何度でも読む人のいない 手紙書くから
5分後君は 僕の前に優しい風を 吹かせてよ

11/17/2023, 10:32:04 PM

冬になったら

街ももうすぐ 聖者の季節がやってくる
君はもうすぐバーゲンの準備で忙しくなる
あの格子柄 ギンガムの可愛いスカート
黒のロングコートに ショートのブーツ
可愛いフィッシュボーンにしようかと
ファッション雑誌を片手に

甘いムスクの香りを
ソファーのシートいっぱいに広げながら
SHEINにしようかとか
君とふたりで 星空を見上げて
暖かい エアコンの温度を 上げながら
冬になったら 一緒に出かけたい場所が
あるからって君が言うから

何度巡っても
君の優しさ 忘れない
巡り巡って何度も
輪廻を繰り返しながら
何回目の転生で
君とめぐりあえたかを
知ってるつもりさ
多分何度も どこか違う世界で
君とあの大好きな 並木道のあの店へ
一緒に出かけていたとしよう

もうすぐ聖者の鐘がなる
何度目かのノエルを 君とくぐり抜ける
また今年も君と 生誕の季節を 迎えられたね
何回でも君と Xmasをしよう
冬になったら 白い犬もパーティーに呼ぼう

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