十九号室

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9/27/2025, 4:50:29 PM

「涙の理由」

たまに、夜に呑まれて泣きたくなる日ってあるよね。
言葉にならないものが渦巻いて、
頭の中にたくさんの言葉が浮かんでいるのに、
いざ書き出そうとすると、
不思議なくらいまとまらない。

それが良いものなのか悪いものなのかもわからない。
考えすぎているのか、考えが足りないのか。

でもね、感情は必ずしも言語化できるものじゃないし、
言葉にしづらいからこそ重くて
わけのわからなさに呑まれちゃうのよ。

そんな日は、そんな日なんだって受け止めて、
感情に任せていっぱい泣こう。

泣いた夜は、不思議と生きる原動力になる。

時間はかかっても、必ず、救われる日は来るから。

生きてさえいれば、大丈夫なのだ。

9/26/2025, 4:10:26 PM

「コーヒーが冷めないうちに」


その小説、見たことある?

某喫茶店で席に座ってコーヒー飲むと、
過去に戻れるらしい。
いくつか条件があって、その一つが、
過去を変えることはできないってこと。


でも思う。
どんなに過去に戻っても、
自分っていう本質的なものは変わらないから
結局、今の自分にたどり着くんだろうな。


そもそも、過去は変えられないんじゃなくて、
変える必要がないようにできているはず


だからある意味でも、過去は変えられないのだ。

9/25/2025, 4:28:42 PM

「パラレルワールド」

パラレルワールドには、もう一人の私がいるらしい。

きっとその私が、努力とか挑戦とか、
そういう面倒なことを引き受けてくれてる。

だから、この世界の私は焦らなくていい。

むしろのんびりしていた方が、
全体の均衡が取れるのかもしれない。

あちらが走るから、こちらは休む。
そうやって世界はバランスを保っているのだ。


みんなもどこかの世界の自分に任せちゃえばいい。

理由つけて、
少し肩の力を抜いて生きたっていいんだよ。

9/24/2025, 3:01:01 PM

「時計の針が重なって」

長針と短針は、いつも微妙な距離感を保っている。

近づいたかと思えばすぐ離れるし、
やっと重なったと思ったら、去っていく。

なんだか人間関係みたいだな。

すれ違って、ちょっと戻って、またすれ違って。

不思議と人はそれでも一緒にいようとする。



人間は寂しがり屋なのだ。

9/23/2025, 3:47:12 PM

「僕と一緒に」

私には11歳年が離れた弟がいる。 

昔はなんでも「一緒に」って言われた。
ゲームも勉強も、お菓子作りも。
弟ができないことを、私が手伝って、
一緒にやるのが当たり前だった。

今はもう大きくなったから言われなくなったな。

ちょっと寂しいけど、
弟がどんどん大きくなるのを、
少し離れた場所から見守れるのも案外心地いいのだ。


そうやって弟の成長速度に感動すると同時に、

私は自分の老いを感じて別の意味で涙が出るな。



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