道を舞う枯葉、低くなった雲、人恋しさ。
そんなものに冬のはじまりを感じるならいいけど、
現実は甘くないよね。
すぐ冷めるお風呂、乾かない洗濯物、くもるメガネ、
厚着のせいでさらに窮屈な満員電車…
今まさに季節の変化を実感中です。
今後ますます寒くなるけど、
みなさまどうぞご自愛ください。
おいしいものたべて
わらっていれば
らくしょうです
せいかいがみつからなくて
なきたくなっても
いちずにすすめ
でたとこしょうぶのじんせいです
私のこの愛情が
エゴではありませんように
気遣ったり
心配したりしているふりで
あなたを傷つけていることがありませんように
あまりある愛が
あなたの負担になりませんように
あなたがあなたらしく生きるために
あなたが辛いときに支えるためだけに
私の愛情が存在しますように
※ 庇護すべきあなたを前に、私が願うこと ※
こどものころは微熱って嬉しかった。
学校休んで見るテレビ、パジャマの上から羽織るモコモコのカーディガン、いつもよりも優しい家族、そして手のひら。
今は非接触型の体温計で1秒足らずで熱がはかれるけど、昔は数分かかった。だから、何かおかしいなと思ったら、まずは家族が手のひらを額にあててくれる。
母、姉、父、弟。
順番に触れる、あたたかかったり冷たかったりする手。誰かが「これやっぱり熱あるよ」と言えば、やっと出てくる体温計。
あのドキドキするような、その手のひらに甘えたくなるような一瞬は、紛れもない幸福の記憶だ。
最近知り合った方に、太陽という名前の方がいる。
太陽みたいに陽気で明るくて…というわけではなく、至って理知的な方。
名前はアウトドアなんだけどね、小さい頃からいちばん好きなのは家で本読むことだった、と笑っていた。
太陽さん、なんと夏至生まれで、そこから太陽と名付けられたそうだ。
光あふれる日に生をうけたと思うと、何だか素敵だ。
曇りや雨の日でも、太陽の光が絶えず地表をあたためているように、太陽さんの落ち着いた話ぶりや、穏やかな笑顔は場の空気を柔らかくする。
私も、こういう人になりたいな。
太陽の引力は、やっぱりすごい。