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6/1/2023, 3:05:45 PM

この時期になると、北からオホーツク海気団、南から小笠原気団が押し寄せます。
日本列島上空で両者の力は拮抗。
押し合いへし合いしして停滞前線ができ、梅雨になるわけです。

この仕組みは我が家にも適用されます。
北には家庭に興味がないパパ、南には理想の家庭にこだわるママがいます。
両者は定期的に衝突。
一度ぶつかると我が家は長期間にわたり暗雲につつまれ、彼らの真下にいる私は、長引く雨に根腐れることになるのです。

梅雨の時期の素敵な過ごし方、募集してます。

1/25/2023, 3:59:38 AM

医大で教授をつとめる父を持つ友人は、やっぱり医者になった。今は父と同じ大学病院に勤務している。

「お父さんいるし、七光的なものってあるの?」
って聞いたら
「ない。むしろおもねってると思われたくないのか、みんな必要以上に厳しい。
叱責時にいちいち親を引き合いに出されたり、娘だし期待してるって言われ続けたりするのも、もうんざり」って。

「光ってんのは私の背後だからね。光が闇を生み出すってほんとだよ、私自身はまっくら」

七光も、前からばかり照らしてくれるわけじゃない。
後ろでピカピカされてたら、そりゃかえって邪魔なときもあるよね…。
今は逆光状態の友人だけど、いつかきっと、背後の光なんて吹き飛ばすと思う。

1/23/2023, 2:06:42 AM

今の自分の人生を変えたいとは思わない
それぞれのタイミングで、
できる範囲で精一杯考え選択してきた結果が今だと思うから
タイムマシンでやり直すなんて考えもしない

でも、伝えるべきことを伝えられなかったことはたくさんある

タイムマシンがあるなら
 あの人にお礼を言いたい
 あの人には謝罪したい
 あの人にほんとうは傷ついていたと教えたい
 あの人にはあなたがいて幸せだったと伝えたい

人生は大きく変わらなかったかもしれないけど、
大事なことを伝えられる自分でありたかったな

1/21/2023, 8:01:46 AM

大事な人を亡くしたことがある

病院に運ばれたあとは眠ることなく枕元につめ、
息を引き取る瞬間までそばにいた

不思議なことに、そのときに周りと交わした言葉は、すべてくぐもった声で思い起こされる
病室の様子、医師の顔、握った手も、記憶の中で
すべてスクリーンを通したように青みがかっている

その人を失うことは、病院に着いた時点でもうわかっていた
その瞬間に、私の心は海の底に沈んでしまったのだろう
海の底からなすすべもなく最期のときを待っていた

いまもまだ、海面には出ていないと思う
でも少しずつ、浮上している

1/19/2023, 11:02:38 PM

会いたくてしかたなかったその人は
ごく普通に話しかけてきた

 何年ぶり?
 最近どうしてたの?
 全然変わってないね

あたりさわりなく続く「友達」らしい会話
最後に会った時にあんなに深刻だったのが嘘みたい

 仕事忙しいだろうけど頑張れよ
 またな

待ち合わせをしてるとかで、
小走りに去っていく後ろ姿を見送る
何事もなかったみたいだ

どうせ会うなら、私に興味があった頃の君に会いたかった
君には もう2度と会えないんだね

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