マオ

Open App
3/7/2025, 11:43:25 AM

ラララ

ラララ
それは母がよく口ずさんでいたメロディ。
それは物静かで悲しい音の時も
はずむようで嬉しい音の時もあった。
私の幼い頃によく聞いていたメロディ。

ラララ
それは私が口ずさむメロディ。
私がこのメロディを聴いて育ったように
次は腕の中の小さな命にも。
今はもう、私とこの子しか知らない優しいメロディ。

3/6/2025, 10:08:39 AM

風が運ぶもの

風が運ぶもの。
それは種や若葉。
新たな命の眩しさに
私たちは目を細めて逸らすしかできない。

風が運ぶもの。
それは心や想い。
風に背中を押されて走り出す僕ら。
きっと風は運命さえも運ぶ。
僕らはその運命が
逆風であろうと
命尽きるまで走り抜ける。






15日で100いいねありがとうございます。
自分語りをさせていただきます。

自分はまだ子供で。
まぁ幼いというほどではないのですが。
辛いこともたくさんあります。
でも、自分はある時、一つの本に出会いました。
名前は伏せますが、読み終わった時、
気づかないうちに涙が出ていたんです。
本に救われたんです。
だから、私も1人でも
心に響いたら、救えたらいいなと思って
作品を作っています。
一つ一つの作品にはテーマを込めています。
そのテーマも考えながら
作品に触れてくれると嬉しいです。
これからも頑張りますのでよろしくお願いします。

3/5/2025, 10:12:13 AM

question

答えがある問い。
人から、学校から教わる問いは殆どがそうだ。
でも、生きるために
本当に必要なことってそういうことだろうか?
私はそうは思わない。

人生で本当の意味で
必要なのは答えのない問いだ。
その答えは、これからの人生で出すことになる。
それが正しいかどうかは、
自分の人生に悔いがあるかどうか。
全ては自分次第。
だから私は問う。
"question"

3/4/2025, 10:50:23 AM

約束

「「約束」」
日が沈む前の光と闇の
グラデーションが綺麗な空の下。
君は守るつもりなんて最初からなかったんでしょ?

…ごめん。
知ってたよ。
君が嘘をついていることだって。
…君が、もう長くは生きられない命だって。
長い付き合いなんだ。
君の嘘をつくときの癖くらいわかる。
君が残した手紙は、
最後まで僕を悲しませないものだった。
「嫌いだった」って。
「もう会いたくないから」って。
嘘ばっかり。
僕もそんなこと言えたら楽だったんだろうか、
なんて。
僕にとって君は心臓なんだ。
言えるはずもない。癒えるはずもない。

…ごめん。嘘ついて。
でも、自分が傷ついてでも、
君には悲しんでほしくなかった。だからさ、


届くはずのない2人の言葉。
風に乗って聞こえた気がした。
「君は約束を破ったからさ。」
『僕が約束を破っちゃったからさ。』
代わりに一つ約束しよう。今度はきっと叶えよう。
                
               
『「またね』」

                

3/3/2025, 12:07:57 PM

ひらり

ひらり。
舞い落ちてくるのは桜の花びら。
見上げれば青い空と満開の桜。
その下にいたきみは、
何故だか白く儚く見えた。

ひらり。
舞い落ちてくるのは無機質なチラシ。
見上げれば灰色の空と灰色のビル。
その上にいた君は、
あの日と同じ白く儚い姿で--。


ひらり。

Next