マオ

Open App
4/28/2025, 1:49:48 PM

夜が明けた。

あの日眠りについた君。
満天の星。
それから僕は永い夜を過ごしたと思う。
全くもって情けないほどの永い永い夜を。
空でたとえ流星が光ろうと、
気づくことのないほどの夜を。

そして今日、突然現れた君。
雲ひとつない淡い青色の空。
「本当、変わらず寝坊助だな」
笑い飛ばそうとしたけど、
上手くできず、雨粒が地面の砂に解けていく。
それでも僕らの夜は明けることはない。
『おかえり』「ただいま」
笑い合う。
僕らに朝が来ないなら、僕が君の太陽になるから。

4/26/2025, 11:14:24 AM

どんなに離れていても

朝日が迎える新たな世界。
君と僕は結ばれた。
朝日が、大地が、世界が。
僕たちを祝福しているようだった。
白いほど澄んだ世界が僕たちを見据えていた。

夕日が消し去る僕らの世界。
君と僕は引き裂かれた。
夕日が、赤く染まったアスファルトが。
僕たちを嘲笑ってた。
灰色に霞んだ世界、
僕らはそれでも。
逢えなくても。
どんなに、離れていても。
だから今だけ。さようなら。
どんなに離れていても変わることのない愛を君へ。

4/26/2025, 9:14:23 AM

「こっちに恋」「愛にきて」

…愛と恋の境界線はどこだろう?
それはきっと、ごく曖昧で。
誰にも見えない掴めない。
そもそも、恋や愛は抽象的なもの。
なのにそこに存在を感じる。
まるで空気のようなもの。
でも空気と違うのは、透明ではないこと。
どんな色にでも変わるだろう。
「こっちに恋」「愛にきて」
この2人は薄紅色。
この夕日さえ超えるほど遠く、深く。

…たとえ君がいなくなっても。
忘れることはない。
それが…







3月終わり頃から投稿できてませんでした!
本当に申し訳ないです!
これからまた投稿していきます!

3/27/2025, 2:55:36 AM

七色

僕がまだ幼い頃のこと。
不思議な子と出会ったんだ。
顔はよく思い出せない。声も思い出せない。
でも、一つ覚えてるのは、一緒に虹を見たこと。
その子の髪と瞳も虹と同じように輝いていて、
つい見惚れたのを覚えてる。

青い空に、七色の虹。
『きれいだね。』
そう言って隣を見ると、
君は影も形もなく居なくなってた。

大人になって今でも、
あの日、あの瞬間を忘れられない。
僕はいつまでも待ってるよ。
君が残した七色の羽を持って、虹の空の下で。

3/24/2025, 10:11:48 AM

もう二度と

嬉しい、楽しい、ときめく。
いつでも君を考える。
桜舞う春の日、君と結ばれてから毎日が楽しい
こんな日がいつまでも続けばいいのに。


辛い、苦しい、切ない。
もう一度でいいから会いたい。
雪が降る冬の日、君がいなくなってから毎日が苦しい
こんなの耐えられない。
こんな思いをするなら…
恋なんて、もう二度と

Next