マオ

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3/5/2025, 10:12:13 AM

question

答えがある問い。
人から、学校から教わる問いは殆どがそうだ。
でも、生きるために
本当に必要なことってそういうことだろうか?
私はそうは思わない。

人生で本当の意味で
必要なのは答えのない問いだ。
その答えは、これからの人生で出すことになる。
それが正しいかどうかは、
自分の人生に悔いがあるかどうか。
全ては自分次第。
だから私は問う。
"question"

3/4/2025, 10:50:23 AM

約束

「「約束」」
日が沈む前の光と闇の
グラデーションが綺麗な空の下。
君は守るつもりなんて最初からなかったんでしょ?

…ごめん。
知ってたよ。
君が嘘をついていることだって。
…君が、もう長くは生きられない命だって。
長い付き合いなんだ。
君の嘘をつくときの癖くらいわかる。
君が残した手紙は、
最後まで僕を悲しませないものだった。
「嫌いだった」って。
「もう会いたくないから」って。
嘘ばっかり。
僕もそんなこと言えたら楽だったんだろうか、
なんて。
僕にとって君は心臓なんだ。
言えるはずもない。癒えるはずもない。

…ごめん。嘘ついて。
でも、自分が傷ついてでも、
君には悲しんでほしくなかった。だからさ、


届くはずのない2人の言葉。
風に乗って聞こえた気がした。
「君は約束を破ったからさ。」
『僕が約束を破っちゃったからさ。』
代わりに一つ約束しよう。今度はきっと叶えよう。
                
               
『「またね』」

                

3/3/2025, 12:07:57 PM

ひらり

ひらり。
舞い落ちてくるのは桜の花びら。
見上げれば青い空と満開の桜。
その下にいたきみは、
何故だか白く儚く見えた。

ひらり。
舞い落ちてくるのは無機質なチラシ。
見上げれば灰色の空と灰色のビル。
その上にいた君は、
あの日と同じ白く儚い姿で--。


ひらり。

3/2/2025, 2:33:13 PM

誰かしら?

白くて無機質な病室。
ノックの音が響く。
入ってきたのは知らない男の人。
この男の人、
「誰かしら?」

白くて無機質な病室。
指の震えを隠すようにノックをする。
中にいるのは愛する君。
君は言う。
「誰かしら?」



あなたは、
もし大切なあの人が
自分のことを忘れてしまったら
どうしますか?
私は悔いのないように
1日1日を大切にしようと思います。

3/1/2025, 10:51:51 AM

芽吹きの時

…若葉が大地から芽を出した。
若草色の葉が、赤茶色の大地から顔を出す。
喜びと楽しみを養分に、広い青空に手を伸ばす。

…僕が君に手を伸ばした。
白くて日焼けもしていない肌が受け止める。
悲しみと苦しみを養分に、広い自由に手を伸ばす。

君がきっと手を引いてくれるから。
君が苦しい時に手を伸ばせるように、
僕は僕という名の逃げ道になろう。

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