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2/28/2024, 5:08:01 AM

もし
この現実から逃げられるのなら。
海を望む小高い丘の上に、家を建てよう。
猫を飼おう。
大好きな人を家に招こう。
料理の練習をしよう。
本を読もう。
窓から海を眺めよう。
朝と夕方に散歩しよう。
毎日早寝早起きして、丁寧な暮らしをしよう。

そして
たまに旅に出るの。
行きたい場所が、たくさんあるから。
その場所で見たい景色があるから。
食べたいものがあるから。
会いたい人が、いるから。

大好きな場所を増やしていくの。
それが私の現実逃避で
夢でもある。
いつか、叶いますように。
そんな未来が来ますように。


「現実逃避」

2/26/2024, 2:45:00 PM

君は今
どこにいるの
何を考えているの

君がいる
町の名を目にする度
そう思ってしまうの。
さすが日本の古都とでもいいますか。
よくよくその名を目にするから。
新幹線で2時間
約400kmの道のり
近そうで遠い距離。
私たちには遠すぎた距離。

いつかまた
会いに行ってもいいかな。
いつかまた
こっちに帰っておいでよ。
そして
君の"今"を教えてよ。


「君は今」



2/25/2024, 2:24:20 PM

どうしたの。
今日はなんだか
悲しそうね。
今にも泣き出しそうね。

小さい頃は
今より背が低くて
遠かったはずなんだけど、
育った町では
君が広くに見えて
今より、近くにあるように感じていたよ。

大人になって
背も伸びて
近くなったはずなんだけど、
立ち並ぶビルの隙間からは
君があまり見えないんだ。
どんなに高い建物の最上階に行こうとも
ますます遠ざかっていくみたい。

遠くなってしまったの。
手を伸ばしても届かなそうで
撫でてあげられそうにない。
ごめんね。
だからずっとそんな顔をしていないで
悲しい時は泣いて教えて
いつか、笑って
透き通るような青色を見せてほしい。


「物憂げな空」

2/24/2024, 3:55:46 PM

生まれたときには
色がなかったであろう
小さな命。
自然とのふれあいで
人との関わりのなかで
たくさんの色をもらった。
感情という名の彩りをもらった。
この命を終えるとき、
それはどんな色をしているだろう。
綺麗な色じゃなくていいや。
悲しみも喜びも幸せも
すべての感情をのせた
私だけの色であればいい。


「小さな命」

2/23/2024, 4:20:17 PM

Love
それはきっと、
世界でいちばん
多くの人が知っている
"愛"という意味のことば。
きっと
世界のどこでも通じるね。
僕らの共通言語にしよう。
世界中に配ってまわろう。
まずは隣にいる君に贈るよ。


「Love you」

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