みりん

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4/23/2023, 10:31:15 AM

いつもは無地のTシャツを着て、
パッとしない顔で、
雑に髪を結んで、
それで、やっと外に出ても、
スーパーとか行って、
誰とも話さずに、帰ってくる。

だけど、
急に用事ができて、

赤い花の模様がついたワンピースを着て、
ほんの少しだけ化粧をして、
髪は下ろして、
それで、やっと外に出たら、
待ち合わせた駅に向かって、
適当に歩き回って、帰ってくる。

本当に急にできた。
ずっと曇ってた。ずっと考えてた。

やっと花が咲いた。
それが今日の心模様。

「今日の心模様」


「書く習慣っていうアプリやってる人おいで!!!!」
っていうオプチャのモテない管理人、みりんです!

ああああああ!誰かに愛されてぇ!
愛されなくても愛してくれる都合のいい人、
いないかなー!!!!!!

4/22/2023, 11:22:31 AM

僕らの出会いが、
たとえ間違いだったとしても、

まだ僕らはそれに気づいていないし、
少なくとも僕は気づいていないだろうから、

一方通行かもしれないこの付き合いを、
また続けていく。

「たとえ間違いだったとしても」



「書く習慣っていうアプリやってる人おいで!!!!」
というオプチャの管理人です!!!

ちょっと、このオプチャでリレー小説の試み(まだほとんど始まっていない)をしているので、気になった方はぜひ来てね!!!!

4/21/2023, 11:05:52 AM

昨日は彼女の誕生日で、
僕は彼女にハンカチをプレゼントした。
プレゼントしようとした。

でも君は受け取ってくれなかった。
君は素直な人であり、
その行動は僕の考えと異なっていた。

君は冷めた顔だった。
僕のまだ見た事のない顔をしていた。

何もいらない。

僕の口からは、
その君の言葉に対し、
ハンカチが可愛くなかったかな、
なんて言葉が出てくるけど、
そう出ないことは明らかであり、
きっと僕も分かっていた。

君の何もいらないは、
何にもいらないって意味で、
あなたも、いらないって意味だったんだと思う。

僕の何が悪かったのか、
本当に分からないけど、
君は素直な人だから、

きっと冗談でもなんでもないんだろうな。

「何もいらない」


「書く習慣っていうアプリやってる人おいで!!!!」
っていうオプチャの管理人です!!
ぜひ来てください!!

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あの木から採れる密は、
病気をなんでも治し、
さらには運動能力を著しく向上させ、
寝なくても良い体になれる、
素晴らしいものなのです。

そこで、私たちはその蜜を、
神の雫、と呼んでいるのです。

その雫の事が、いつ知られたのかわかりませんが、
ある日から他の土地の者が見に来るようになりました。

けが人がきたら私たちはいち早く飲ませてあげました。
そしてその者たちが元気に動く様を見て、
大いに喜びました。

しかし、
その者たちは私たちの神の雫を、
自分の物にしたいと言い出し、
その強靭になった肉体で、
私たちに向かってきました。

私たちは、神の雫はあれど、
特に戦いの術は持っていなかったため、
話し合いで解決しようとしました。

そうしたら、その者たちは攻撃をしない代わりに、
大量の雫を、毎月送るように言いました。

私たちは困惑しました。
ですが、私たちの平和には変えられません。

私たちは、もう神の雫を舐めることはできません。
しかし、私たちの神の雫なのです。
私たちは神の雫を守ったのです。

「雫」

4/19/2023, 11:53:35 AM

もしも、僕が幽霊を見れるなら、
きっと毎日怖くて怖くて、
幸せには過ごせないだろう。

もしも、僕がどこまでも遠くを見れるなら、
きっと見たくないものも沢山視界に入って、
幸せには過ごせないだろう。

もしも、僕が人の心を見れるなら、
きっと本当の僕を出せなくなって、
幸せには過ごせないだろう。

もしも、僕が未来を見れるなら、
きっとこれから過ごす意味がなくなるから、
分かりきった幸せな未来を捨てるだろう。

「もしも未来を見れるなら」

4/18/2023, 12:06:36 PM

たまたま見たテレビに、
桜が映っていたから、
ただ外に出た。

外は久しぶりだった。
外に出たくないわけではなかったのだが、
変化を起こすのが怖くて、
逃げ続けていた。

桜が咲いたのがいつなのか、
全く興味がなかったためわからないが、
今は咲いているだろうか。

ただ、外に出た。

思えば家の近くに桜なんてないのに。
なんて馬鹿なことをしたのだろう。

しかし私の目の前には、
決して鮮やかではない姿で、
けれども確実に、
桜の花びらが流れてきていた。

「桜散る」

僕はこの無色の世界を守ってきた。
誰にも踏み込まれないこの世界を。

ここは僕が唯一安心できる場所で、
同時に僕の全てだった。

しかしこの頃、
雨が降ったり、
日が照ったり、
風が吹いたり、
僕の世界が濁りだした。

誰もこの世界には踏み込んでいない。

なのにどうしてか。
どうして僕の、僕だけの世界が、
こんなにも揺るがされているのか。

それはきっと、
僕が出ていこうとしているからだろう。

無色の世界では、僕が何か、分からないからだろう。

「無色の世界」


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というオプチャの管理人です!!
ぜひ来てください!!!!
待ってます〜!

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