共存と両立

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2/23/2024, 5:36:23 PM


 上手く生きるためのコツ。
 誰かが言っていたのを聞いてやってみるけれど、どれもこれも、私には合わないみたい。
 どうして私はこんなにも生きるのが下手なんだろう。
 周りの人達は、先人たちの知識や経験談を活かしてどんどん先に進んでいく。
 どうしてまだそんなところにいるの?
 純粋な疑問は、まるで容赦のない責め苦のよう。

 皆と同じにできないのは、失敗作?

 独り取り残された場所で、追いつこうと焦って、転げて、目の前には色々な種類の壁。みんな、軽々と登ってく。
 壁の向こうは、もう、なにも、分からない。
 私と同じ場所にいる人は、誰もいない。
 しかたがないから、壁を迂回出来る道を探すと、誰かが通った痕跡を見つけた。
 きっと過去にも、私みたいに生きるのが下手な人が居たんだと、それだけで、少しだけ安心した。
 もしかしたら、別の壁で躓いている人だって居たかもしれない。

 助けに行った方がいいのかな?

 けど、その壁に躓いている理由を、私に理解できるだろうか。私は理解して貰えなかった。躓くまで、この壁を登れない人なんていないだろうと、私も思っていた。

 なんて傲慢なのだろう。
 私も、誰かを置いてきた一人かもしれない。

 なら、私はこの壁を一人で超えなければならない。
 誰も助けない代わりに、誰にも助けは求めない。
 気づいてしまったから。
 私が私を失敗作と断じることは、私の後ろにいるかもしれない人達をも失敗作と詰るに等しい。

 ここで気づけなければ、知らないうちに、誰かを踏みつけにしていたのかもしれない。それは、自分自身を踏みつけにするのと一緒。
 たとえ、沢山の人達に踏みつけにされたとしても、私は私を含めた誰のことも、踏みつけにしたくない。

 私は失敗作じゃない。
 失敗作だとしても、私より先に進んだ人達には得られなかった気づきを、私は持っている。
 それはとても、尊いものだと思うから。

 上手く生きれなくていい。
 上手く生きようとして、取りこぼしてきたものがある。
 忘れかけたそれは、決して無くしてはいけないもの。

 先に進んだ人達の分も、拾い集めて、持っていこう。
 私は一人だから、大変かもしれないけど。
 いつか、一人ぼっちの誰かが追いついてくるかもしれない。
 いつか、一人ぼっちの誰かに追いつくかもしれない。

 その時を待ち侘びながら、進もう。


 

 


 

 

2/22/2024, 2:58:02 PM


 私だって、生きているだけで、誰かを傷つけているかもしれないけれど、それを引き合いに出して、責められる謂れはない。私からしたら、あなたの存在だって、既に私を傷つけるものである。

 私はただ、理解している。あなたと一緒にいることが不毛なこと。黙って離れるだけで、私とあなたの世界は保たれる。
 理解していないのはあなたの方。
 そこまでして、世界を交える意味はあるのでしょうか?

 私に争う意思は無い。
 争いたいと願っているのはあなたの方。

 ひとつ、言いたいことがあるとすれば、私を巻き込まないで、ということ。
 破滅したいなら、私の知らないところで勝手にどうぞ。

 あなたは、自分のしてきた罪など認めたくないでしょう。自分の存在が、他人を攻撃し、傷つけているとは思っていないのでしょう。
 人は誰しも、誰かを愛し、幸せにするためにうまれてきた。
 だからあなたは、そうやって華やかでいられる。

 私のためだと、意味の分からないことを言って、私の存在を否定しながら。

 ここに、あなたを許すことの出来なくなった存在がいる。
 けれどあなたは、見て見ぬふりをして、「自分は世界になくてはならない存在」を演じ続けるのでしょう。

 心の奥底で、自らの罪の意識が芽生えたとしても。あなたがそれを否定し、罪を認めない限り、その場所から逃げることはできない。

 私には、あなたを憐れむ心が、まだあるけれど、
 その心すら、手放したい。
 あなたと関わった全ての痕跡を断ち、私の世界から排除する。

 これから先、私があなたを想うことは、二度とない。

 
 









 書き足りない。


 他人の言う幸せってよくわからない。
 幸せになって欲しいってなに。
 私はこうやって文章書いてることが幸せなのに、不幸せそうに見えるって言われても、どうしたらいいか分からない。
 幸せじゃないのに、幸せのふりをすれば満足?
 なんでそんな面倒くさいことしないといけないの。
 私はそんな幸せいらない。
 憐れまれる意味も分からない。
 今まで頑張ってきたからご褒美だって言われても、全然嬉しくない。やりたいことたくさんあるのに、それを邪魔されてばっかり。

 いい加減にして欲しい。
 気持ち悪い。
 社会貢献って何。
 ルールを守ったって、なにも守ってくれない。
 取り上げられてばかり。
 そんなの知ったこっちゃないよ。
 私を守ってくれないルールを、なぜ守らないといけないの。

 これが悪だっていうなら、勝手に言っていればいい。

 しらない、しらない。

 牢屋の中でだって、紙とペンさえあれば、私はなんだって出来るのだ。
 


 

2/21/2024, 4:38:14 PM

 辛くて、苦しい、この時間はいつまで続くんだろう。
 もう我慢したくないと思っても、あともう少し、頑張らないといけない。
 あともう少し、もう少し、自分を騙してたのも、もう限界。
 それなのに、強引に立ち上がらせようとしてくる影がある。
 嫌だ、もう疲れた。そう言っても、誰も聞いてくれない。
 もう少し、もう少し。
 励ましの言葉に絶望してる。
 あなたは私の味方? 敵? それを判断することも、もう辛い。信じて進むしかない。どうして私はこんなにも行きたがっているのだろう。

 無慈悲に、私の命がこの世界に繋ぎ止められている。

 死んでしまいたい。
 たったそれだけの私の心を拒絶するために、影が私の体を、むりやり動かして、生きろと言う。

 痛い、苦しい。どれだけ弱音を吐いて、愚図って、文句を言っても、受け入れて貰えない。暴言を吐いたって、許してくれない。

 この手は掴まれたまま。

 嫌われようと頑張っても、
 救いようがないと思われようとしても、

 痛くて苦しい程に、強く、生かされる。

 死ねないのは、そのせい。
 死んでもいいよと、誰も言ってくれないせい。

 なのに、そのことが、どうしてこんなにも、




2/20/2024, 3:54:11 PM

 私はちっぽけな一部。
 誰にも期待されない、そのへんの石ころ。
 井の中の蛙。

 だけど私には世界が見える。
 いい所も、悪い所も、上手くいっているところも、上手くいっていないところも。だから私は小さな世界で、なにも巻き込まれずに平和に生きてる。好きなことをして、好きなだけ生きてる。

 妄想でしかない。
 けど、妄想じゃない。

 外の世界からやってきた友達が、私を憐れむ。
「そんなところにいないで、出ておいで」

 ここは居心地のいい、優しい場所。
 そんなところなんかじゃない。

 そう言うと、友人は怒って居なくなった。

 別の友人が、私を羨ましがる。
「あなたは小さな世界で幸せに生きてていいね」

 ここは私以外何もいない。外は何でもあって、みんないて、何不自由もなく生きられる場所。だけど、それが苦しいなら、こっちにおいで。

 そう言うと、友達は少しの間だけ降りてきてくれたけれど、やがて退屈になって居なくなった。

 私は、行かないで、一緒にいてと言えなかった。

 ここは、外より素敵な場所じゃない。
 寂しくて、何も無い場所。
 妄想の中で、好きなものを好きなだけ並べてみるけれど、目が覚めると、何も無い。

 当たり前だ。
 妄想では簡単だけど、現実で理想を作るのは簡単じゃない。

 だけど、頭の中だけじゃ、物足りない。
 友達に触れた温かさや、感触が、忘れられない。
 実際に見て、聞いて、嗅いで、触れて。
 その感動を、誰かと共有したい。

 その誰かも、私に冷たい人じゃなくて、私を受け入れてくれる人がいい。

 この小さな世界も素敵だねと、言ってくれる人がいい。

 外の世界を見てみたい。
 この場所を失うことなく。

 私は、わがままで、欲張りだから。
 全部手に入れられない冒険はしたくない。

 私はちっぽけな一部。
 だけど、小さな世界では、私以外のものが小さくて、自分だけが特別だと勘違いしそうになる。私がちゃんとしないと、この小さな世界が壊れてしまう、なんて、不安になる。

 そんな私が、大きな世界の中の一部だと思い知らされた時。
 特別ではないと、絶望するだろうか。
 私はもう頑張らなくてもいいのだと、希望を抱くだろうか。

 ただ、小さな私の言う全部なんて、世界から見たら高が知れているだろう。
 外の世界とは、どんなものだろう。
 私が思ってるより酷くて、美しいものかもしれない。

 少なくとも、そこはちっぽけな私の想像をはるかに超える世界だ。
 

 

 

 

 

 

 


 
 

2/19/2024, 4:17:15 PM

 手放そう。

 愛情への執着。
 今まで理不尽な扱いばかり受けてきたよね。愛されようとして、たくさん頑張ったのに、報われなくて、泣いていたよね。寂しくないふりをして、良い子を演じてきたよね。
 結局誰にも愛して貰えなかった。
 だけど、誰もが嫌うような、その感情だけが、自分を愛そうとしてくれたこと、覚えていよう。
 自分を愛せない人間に、他人は愛せないって言葉に、傷つけられてきたけど、私が私を精一杯愛そうとした証拠が、ここにある。
 だから、もう大丈夫。

 理不尽への苛立ち。
 我慢して飲み込んできたこと、たくさんあるよね。誰にも気づいて貰えなくて、苦しくて、悔しくて。だけど、それをぶつけてしまったら、今までの我慢や苦労が水の泡になる。そんな恐怖に苛まれたし、全部どうでも良くなって、自ら間違いを犯してしまったことだってある。自分のことを、さらに許せなくなったよね。
 理不尽に対して怒りながら、その裏では自分ばっかり責めていた。本当は、人を幸せにしたい。自分だけが、不幸でもいい。そんな綺麗事の中にいたかった。
 けど、自分をいちばん大切にしないとダメだって、この苛立ちは教えてくれてる。
 だから、もう大丈夫。

 今まで、ずっと守ってくれていたのに、気づかなくてごめんね。

 ありがとう。



 

 


 
 

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