なんで泣いてるの?
って知らないお姉さんに聞かれたから。
「お、おかぁ...さまと...は、はぐれちゃっ...」
って言っちゃった。
そしたら、
「そっか...じゃあお母さん。
一緒に、探しに行こっか?」
って、手を差し出してくれた。
怖くて、怖くて。
すぐに会いたかったから。
手を取っちゃった。
お母様に、
「知らない人には着いていかない」
って言われたのに。
でも、少しだけ。
嬉しかったんだ。
―――
何泣いてんの?
ってクラスメイトに聞かれたから。
「...ッ...泣いてなんかッ...!!」
って応えちゃったんだ。
そしたら、
「何口答えしてんの〜?
泣き虫なお坊ちゃまですね〜?w」
って、×ってきた。
怖くて、怖くて。
すぐに逃げたかったから。
僕は...。
お母様に、
『無意味なことはしちゃいけない』
って言われてたのに。
でも、少しだけ。
不思議に思えたんだ。
―――
なんで泣いてるの!?
って君に聞かれたから。
「泣いてなんかないよ」
って笑ったんだ。
そしたら、
「...そっか。そう...なんだね」
って言われたんだ。
何も...いや、何か。
言いたかったのに。
取り繕うことしかできなくて。
そんな自分が、
怖くて、怖くて。
逃げ出したかったから、
僕は...。
お母様に、
『嘘をついてはいけない』
って言われてたのに。
僕は、
僕は。
―――
「過程なんてとうの昔に忘れたよ。」
「僕はただお母様との約束を守りたくて」
「お母様の涙は見たくなくて」
「それで、それで」
―――
【なぜ泣くの?と聞かれたから】
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作者小話
少しお題と違いますね。
ツイステのリドルを想像して描きましたね。
全然違いますけど。
あーゆう子好きですね。
全部消してやりたい。
私のだけに。
【君が見た景色】
ことばにならないもの。
世界にはありふれてる。
それを伝えようとして。
ヒトは成長する。
僕もその1人。
何かを思ったけれど、
言葉にできないから、
詩を、文を。
赴くままに。
何かを書く。
やさしさなんて。
優しさなんて...。
夢とは。
〖夢〗 ム・ゆめ
眠っている間に、現実にない事象の感覚を起こすこと。ゆめ。ゆめみる。
「夢幻・夢想・夢中・夢寐(むび)・夢遊病・吉夢・悪夢・凶夢・迷夢・霊夢・白昼夢・酔生夢死」
ゆめ
【夢】
1.
眠っている間に、種々の物事を見聞きすると感ずる現象。
「―を結ぶ」(眠る)
2.
現実がもつ確かさが無いこと。
これを否定する。
てことは、
現実ってことだ。
現実を知ってしまった時。
それを絶望と感じた時。
これを夢だと錯覚したくて、
でも、それを否定されて。
この言葉が出る。
夢であって欲しいという、
願望を。