【未来への鍵】

今踏ん張ること

【星のかけら】

流れ星を欠片のように少しずつ集めて

少しずつ少しずつ願い事を叶えていく

少しだけ周りが欠けてしまっても

そこもまた少しずつ集めていって

できたら空に飛ばそうかな

叶ったらまた飛ばそうかな

次の人の流れ星になるように

【Ring Ring...】

「はい」
昔お母さんの声が電話で高くなるのを受け継ぐように、高めの声で私はその電話に出た。
「お疲れ様〜いや、最近寒いね！」
相手は例の声の高くなる母親だった。
最近はあまり帰れていないし、すごく心配させていたようだった。でも、お母さんはまだ、私の着信だけ音楽を変えてくれているらしい。

また電話かけないとな

【追い風】

僕はタータンを弾いて進んだ
追い風とともに

【君と一緒に】

暗い道を照らす光なんていう表現があると思う。まさにそれが君だった。悴んだ手も汗ばんだ手も強ばった手でさえも引っ張ってくれたのは君だった。君はずっと私の手を引っ張り続けていた。だから、私はもう少しだけ君に引っ張られようと思ったんだ。